どうも、は→とです。
今回は大野市の城下町を、まち歩きです。
仕事でこの周辺に来た時、「良い所だな」と思っていたので、休みの日に改めて観光に来ました。
実は7月末に行って、写真の編集も夏休み前に7割くらい終わっていたのですが、いかんせん写真枚数が多過ぎて、記事にするのに時間が掛かってしまいました。
大野市の観光スポットはぎゅっと凝縮されている感じです。
事前に観光ガイドMAPを入手していたので、それを参考に歩いていこうと思います。
「越前おおの満喫まち歩きコース」で、移動時間のみで徒歩約60分のコースです。
参考に、ガイドMAPをPDFでダウンロード出来るURL載せときます。
今回の観光のお供はいつものX-T5と、
シグマの18-50mm F2.8と、
タムロンの11-20mm F2.8と、
XF50-140mm F.2.8です。
地味に、APS-Cですがなんちゃって大三元のシステムになりました。
その他のおでかけ記事はこちらから。
それではやっていきましょう。
- 越前大野駅
- 城下町東広場
- 寺町通り
- 石灯籠通り
- 武家屋敷旧田村家
- 武家屋敷旧内山家
- 結ステーション
- 御清水
- 越前おおの水のがっこう
- 再度結ステーション(二階蔵)
- 七間通り
- 春日神社へ
- イトヨの里
- 越前大野城
- まとめ
越前大野駅
スタートは、越前大野駅から。
隣に駐車場が有ります。駅前なのに、タダなことにビックリ。
駅の利用者だけでなく、観光客も停めて良いみたいなので安心です。
自転車置き場もこんな感じ。ガラガラですね。
むしろ自転車利用推進しているそうです。
歩いて隣の駅へ。
バス待合所があります。
涼しげな感じですね。
大野市は市街地を中心に約8000本の井戸があるなど、非常に地下水に恵まれた土地です。
先ほど話に出ました観光ガイドMAP、事前に持っていなくてもここで入手できます。
駅前はタクシー乗り場のようです。
こちらも涼しげな感じでした。
上の4枚、大野市のポスターです。めっちゃ綺麗。
やっぱ腕のあるカメラマンさんの写真は凄いです。こんな写真を撮ってみたいな。
駅構内の様子です。
こじんまりとはしていますがテーブルもあり、ゆったり過ごせそう。
九頭竜線で駅員さんがいる駅は貴重です(笑)
駅のホームはこんな感じ。
ここに行ったちょっと前に大雨があって、越美北線の一部が崩れて不通になってしまった為電車が動いていませんでした。
そりゃ駐輪場もガラガラなわけです。
沢山の地下水に溢れています。
さぁ、先は長いのでそろそろ移動しましょう。
城下町東広場
僕はMAPに従って大野駅スタートにしましたが、ここを観光スタートにしても、いいかもしれません。
次の目的地はこちら。観光案内所があります。
歩いて6分ほどの距離になります。
途中に趣のある建物もありました。それ程古くないかもしれませんが。
奥の方に小さく映っているのが、越前大野城です。
あ、すごく今更なんですが、福井県は雪がめっちゃ降るらしいので、車用の信号機も縦並びになっています。特に大野市は積雪量が凄いらしい。
初めて福井に来た時は、めっちゃ新鮮な気持ちでした。
ここが車のメイン道路となる、六間通りです。
目的地に着きました。
観光バスが停まっている通り、ここも観光拠点ですね。
大きめの駐車場です。
MAPによると「全国植樹祭2009ふくい」というのが過去にありまして、その際に当時の天皇皇后両陛下が式典を観覧された施設を、ここに移設してきたそうです。
トイレのところにいました。「ピー」はハッピーのピーだそうです(笑)
休憩所もあります。
「ザ・休憩所」って感じです。
植樹祭自体はここじゃないんですね。一乗谷って、ここから車で30分近く掛かるところです。
ここで食事もできます。
この日はまだ食事時ではなかったのでスルーしましたが、仕事で来た時には、「厚揚げ焼き おろしそば」を食べました。
(補足)これはiPhoneで撮った別の日の写真。これが厚揚げ焼き おろしそばです。
次の目的地(?)というかルートは、寺町通りです。
寺町通り
9宗派16ヶ寺がひしめき合ってます。
同じ宗派でも16ヶ寺というのは多い方だと思うのですが、こんなに様々な宗派のお寺があるのは、全国でも珍しいみたいです。
この南北に通っている通りが、寺町通りです。
先程の城下町東広場から、ここまでは七間通りを歩きます。石畳の所で曲がって、寺町通りです。この七間通りは、あとでまた反対側から歩いてきます。
ここから北上します。
城下町東広場からここまで歩いて5分ほどで着きます。
日蓮宗の妙典寺(みょうでんじ)。
人がいない(笑)
円立寺(えんりゅうじ)。ここも日蓮宗です。中には入っていませんが、本堂にある扇の欄間が市の指定文化財になっているそうです。
お寺じゃないところも、年代物で雰囲気がある建物が多いです。
「お砂踏み」ってご存知ですか?簡単にいうと四国遍路を1箇所で出来てしまう、お手軽巡礼の事なんですが、ここで出来るみたいです。
ここは数あるビュースポットの一つ。
電柱なければもっと綺麗なんだろうけど…(笑)
さっきのトイレのマスコットにもなっていましたけど、大野市の鳥が「ウグイス」なんですね。
長興寺(ちょうこうじ)。大野で唯一の臨済宗のお寺だそうです。
ここも電線が無ければ…
時宗の奥之院(おくのいん)。寺と院の違いが分からない。
多分この写っている地蔵菩薩が、「首つなぎ地蔵」です。
その昔、酔った男に首を落とされたが何事も無かったように首がつながっていたという、特級ホラーエピソードがあります。
左側はさっきの通りを振り返って。右側の写真は、石灯籠通りへの道。
寺町通りはもう少し北までありますが、ガイドマップに従ってここで曲がります。
曲がり角にある、浄土宗の善導寺(ぜんどうじ)です。
立派な鐘楼がありました。
浄土真宗の長勝寺(ちょうしょうじ)。この人が親鸞聖人なんですね。
こちらにも鐘楼がありました。
振り返ってさっきの曲がり角を。
ここら辺から、石灯籠通りになります。
石灯籠通り
通りの西突き当たり付近に「石灯籠地蔵尊」というのがあるから石灯籠通りというそうですが、普通の家とかの方が多く、ここは通過場所かな。
ガイドMAPによると寺町通りのスタートから歩いて5分ほどになっていましたが、寺町通りで撮影しながらでかなり歩みが遅かったからか、結構時間は掛かっています。
お城が近づいてきたので、角度によっては逆に木々に隠れて見えなくなってしまいます。
凄い趣のある建物だなぁって思ったのですが、GoogleMapで調べても何もヒットせず…。
え、個人宅?
因みに右の端に写っているのが石灯籠。
石灯籠通りって名前なのにあまりにさりげなさ過ぎて、気づかず通過していたみたいです。
地下水が至る所から出るので、昔の井戸ポンプが残っていました。
防火水そうの色が凄いシックです。法律とか条例とか全然知りませんが、目立たない色に出来るんですね。
めっちゃ年季が入ってそうな銭湯がありました。
休みでした。
ここまでレトロな感じの銭湯入ったことないから、一度来てみたいな。
武家屋敷旧田村家
さぁ、銭湯を通り過ぎて曲がった先が、目的地です。
石灯籠通りから5分ほどで、この武家屋敷に着きます。
どなたが存じ上げませんが、大野藩の家老を務めた田村又左衛門(たむらまたざえもん)家の家屋を解体復元した建物で、市指定文化財(史跡)になっているそうです。
(補足)この後行く旧内山家では撮っていたのですが、こちらではチケットとパンフレットを撮影するの忘れていたので、家帰ってから。入場料は300円です。
この時期は期間限定で、風車棚が設置されていました。
屋内はこんな感じです。変な日本語になりますが、古いですけど綺麗で新しさを感じます(?)
当時の所有品でしょうか。
火縄銃かなって思ったんですが、時代違いますよね。洋式銃(ウエストリー・リチャーズ銃)みたいです。
多分ここが一番のフォトスポット。
一人で来たので、モデルさんがいるわけではありません。ここは人がいた方が、オシャレに撮れますね。
余談ですがこういう明暗差が大きいシーンではフルサイズセンサーのカメラの方が有利かと思いますが、X-T5も負けていません。
次に行く旧内山家と比べると少し小さめなのですが、この建物は、農村部にあった農家を移築して改装したものなんだそうです。当時の建物は1827年に起こった大野の大火で全焼してしまいました。
農家って考えると、今度は逆になんて立派な建物なんだって思えてきます。
広縁。奥座敷からここを挟んで庭園を眺めることが出来ます。
庭にも風車棚が。
奥の方に行くにつれて、庭が山のように盛り上がっていますが、これは戦国時代に敵の侵入を防ぐため、大野城の外堀に沿って造った土居の一部なんだそうです。
外にも風車棚がずらっと。
さてそれでは、次の武家屋敷に向かいます。
武家屋敷旧内山家
ガイドMAPによると先ほどの旧田村家から旧内山家まで、約6分ほど。
体感的にはもう少し近い感じがしました。
2つ目の武家屋敷です。駐車場が隣接していますね。
こちらもどなたか存じ上げませんが、大野藩の家老、内山良休(りょうきゅう)・隆佐(りゅうすけ)兄弟を輩出した内山家の屋敷を解体復元したものとのこと。
母屋が明治15年頃、離れは大正時代に建てられたものだそうです。
こちらは国の登録有形文化財に登録されています。
チケットとパンフレットです。旧田村家と同じく、入場料は300円。
あと今回は利用していませんが、一席400円でお茶もいただけるそうです。
先程の所もそうだったのですが、見学中は僕以外には1組しかいませんでした。
平日はそんなもんなのかな。
立派な和室です。
畳の切り方からして、炉もあったのかな。
立派な庭です。左奥に見えるのが離れで、右奥に見えるのが蔵です。
昔はこんな感じで、縁側で団扇をあおぎながら夏を過ごしたんでしょうか。
軒が深いので、昔ながらの風情が感じられます。
この写真が分かりやすいかな。奥にあるのが離れで、渡り廊下が斜めに繋がっています。
渡り廊下の内部はこんな感じです。
こちらが離れです。母屋同様立派な和室です。
水回り完備。
え、離れだよね。立派すぎん?
広縁側、和室側共に隅は柱のみで耐力壁無し。
眺望的には最高だけど、建築関係の仕事している身としては、構造がめっちゃ気になる。地震大丈夫なん?
奥にお城が見えるの分かりますでしょうか?
これは絶景です。
この変わった障子は、城見障子というそうです。現代でいう網戸の代わりですかね。
夏季にはこちらが設置され、冬季には色鮮やかな絵障子になるそうです。
涼しげで良い感じの障子ですね。
望遠レンズではありますが、大野城が綺麗に見えます。
庭木も綺麗に手入れされていて、野暮な僕は「こんな安い入場料で維持管理費どうなっているんだろう」とか邪な考えを持ってしまいます。
シャンデリアがあるというのは、大正時代に流行した「和と洋の合体」を今に伝えるもの。
って感じのことがパンフレットに書いていました。
離れの見学を終えたので、母屋に戻ります。
最初の方にも書きましたが、大野市は豪雪地帯です。
こういった囲炉裏は、当時冬場は大活躍したんでしょうね。
こちらの建物は2階建てになっており、上ることも出来ます。
2階です。こちらは居住スペースではなく、小屋裏収納空間かな?
2階からの眺め。かなり大きな木です。
ここは居室ですね。変わった天井の形をしています。
当初は物置だったようで、生活部屋にリフォームするにあたり普通の造りでは窮屈なため、屋根裏の形に合わせて天井を張り、空間を広くすためこのようなドーム型になったそうです。
という事は、桁周りと母屋自体に段差があるという事になるので、それはそれで構造が超気になる。
相変わらず昔の建物は、階段の角度がエグい。
ハシゴやん。
敷地内の蔵は、米蔵と衣装蔵の二つ。衣装蔵って初めて聞いたかも。
奥にあるのは、絵画でしょうか?
さぁ、見学も終わったので、次に向かいましょう。
結ステーション
読んでくれている人はそろそろ
「まだ続くん?」って思う頃じゃないでしょうか?
ここら辺で、大体半分位ですかね。
先程の旧内山家からすぐです。ここはガイドMAPでは横を通り過ぎる形になっていて、御清水を行った後もう1回戻ってくる場所になっています。
今回はここに着いた時間帯が丁度お昼時でしたので、休憩を兼ねて先に訪れる事にしました。
食事はここで。
「平成大野屋 はいから茶屋」といいまして、以前は織物組合が利用していた建物で、ここも国の登録有形文化財になっています。
(追記:飲食の提供が無くなり、無料休憩所に変わってしまっていました。ここの醤油カツ丼美味しかったのに。ちょっと残念です)
改装されているのか、それほど古さはない。
もうちょっとレトロな方が、雰囲気良かったかな。
平日だからかお昼時なのに人は少なめでした。
福井県といえばソースカツ丼なのですが、大野市は醤油カツ丼が有名です。
個人的には醤油の方が口に合います。
さっきのはいから茶屋を後ろから。
道路から見てこの建物の奥には、もう一つ面白そうな建物があります。
それがこれ。「二階蔵」と言うそうです。
ただお昼の時間は、休憩時間という事で一時的に閉まっていました。
ここはまた戻ってきた時に中を見学する事にしました。
はいから茶屋と二階蔵の間のスペースに、お城をゆっくり眺める椅子が用意されていました。
これは……
XF50-140mmの、最望遠で。木をカットして、ギリお城が見えるレベルです。
嘘は付いていないけど、これをお城が見える椅子というのは…
(補足)上の写真は、別の日に撮ったほぼ同じ場所からシグマのEFマウント用の150-600mmコンテンポラリーにマウントアダプターを付けて。
人間の視界じゃ無ければ、確かにお城の見える椅子です。
換算900mmの超望遠だけどね!
芹川清水(せりがわしょうず)です。先程の二階蔵にあったのは水舟清水(みずふねしょうず)です。
味の違いは分からない。
駐車場の隣にあるのが「結楽座(ゆいらくざ)」。お土産屋さんです。大野の特産品などが売っています。
「てぬぐい回廊」と名前が付いていました。こちらも涼しげな装いになっていますね。
こちらにも、休憩所(藩主隠居所)が設けられています。
さっきの武家屋敷並みの建物に感じるのですが、こっちは入場無料です。
なんせ休憩所なので。
…ほんとに休憩所?
良い意味で、休憩所のイメージじゃない。
大通りから見たらこんな感じ。
この日は特にかなり暑かったので、こういう休憩所が所々にあるのは非常に助かります。
さっきの城見障子みたいに、透けて見える風神雷神。
こっちも夏限定なのかな。
「時鐘(ときがね)」という名前の時計塔です。
岐阜県美濃市にある「川湊灯台(かわみなととうだい)」がモデルになっているそうです。
何故岐阜?というと、この川湊灯台というのが金森長近という人がゆかりで、その金森長近が戦国時代に統治して整備された街が、大野市市街の基礎になっているからみたいです。
この辺りから望遠で撮る写真が、お城を撮るアングルとして一番良かったかな。
(追記:なんか「野」って書かれたモニュメントが出来ていました。「ONO」ならどこにでもあるような奴なので分かるのですが、漢字なのはちょっと新鮮だったのと、なぜ「野」だけ?「大」は??)
大越前野駅から城下町広場へ歩く際にも写っていた六間通り。
ここを真っ直ぐ行くと、スタート地点の越前大野駅まで戻ります。
先程の結楽座や休憩所から六間通りを挟んで向かいにあるのが、「大野商工会議所」です。
福井県の至る所にいる恐竜博士。
ここからだと、全景が分かりやすいかな。
あ、因みにこの時計塔の上の半鐘は、消防用に実際に使われていたものだそうです。
時計は電波時計。「CITIZEN」って書いてあるんだから時代もクソも無いわな。
御清水
次は先程の商工会議所の駐車場から、そのまま敷地内を南下していきます。
ガイドMAPもそうなっていたので、多分問題無いと思います。
目的地が見えてきました。
「名水百選 御清水(おしょうず)」です。
大野市自体が地下水が豊富で、湧水地が至るところにあります。一般の民家でも、水道がほとんど無いみたいですね。
その中でもこの御清水は昭和60年当時の環境庁名水百選に選ばれたそうです。
平成の名水百選には同じ大野市の「本願清水(ほんがんしょうず)」というところが選ばれているみたいですよ。
ここも涼しげ。やっぱり期間限定なのかな。
確かに、ほぼ地下水じゃん。
越前おおの水のがっこう
ここはガイドMAPに載っていなかったのですが、結ステーションに戻る途中にあったので、寄り道することにしました。
ネーミングが気になったので。
古めではありますが、めっちゃ民家(それも結構立派な)みたいです。
入場料は無料です。
凄い、Volvicがあるのは謎だけど、見たことないご当地ペットボトル水ばかりです。
いやー、日本の昔の良い家って感じで、めっちゃ素敵な空間です。
全然世代では無いのですが、何故かなんか歳とるほど、こういう建物が好きになる。
まるで人が住んでいるかのような雰囲気です。
見学客が僕しかいなくて、途中で管理人さん(?)が出てきて慌ててエアコン起動してました。ついでに映像の補足説明もしてくれたり、親切な方でした。
なんか気を使わせてしまってスイマセン。
「みずのめぐみん」というキャラクターだそうです。顔が大野(ono)になってる。
2016年生まれ。比較的新しい子ですね。
駅前にいた雪人形の石像に似てる。
見どころが多いわけではないですが、入って良かった。
可愛らしい写真が撮れた。
満足して、先程の場所に戻ります。
再度結ステーション(二階蔵)
戻ってくると、二階蔵が開いていました。
この建物も国の登録有形文化財になっているそうです(明治の銀行の担保蔵)。
凄いな、文化財ばっかりじゃん。
ジオラマ作り体験も出来るそうですよ。
比較的コンパクトで、こんな感じ。
こちらはちょっと縮尺大きめのジオラマですね。
位置関係は全然違いますが、大野市の有名どころが飾られています。
結ステーションと越前大野城。
もう北陸新幹線が走ってる(笑)気が早い。
右側の写真は、九頭竜湖の「夢のかけ橋」ですね。
もう行った事はあって、いつか記事にしたいと思っています。
九頭竜線はこんなに列車長くないのですが、他に鉄道走ってないので九頭竜線ですかね(実際走っている車両は2両編成)。右は勝原駅のジオラマですね。
ジオラマを一通り撮り終えたので、次の場所へ向かいます。
七間通り
最初城下町東広場から寺町通りに行く際に少し通っているのですが、ここでメインの場所を歩きます。
石畳ですが、車も通ります。
昔はこっちがメインの通りだったんでしょうね。
朝市もやっているらしく、なんと、400年以上も続いているそうです。
薬屋さんですね。昔からの名前なんでしょうか。解毒丸って凄いネーミングです。
港屋という名前の家具屋さん。木造では無いですが、結構古そうな建物です(詳細は調べても分かりませんでした)。
看板は「大門屋」ってなっていますが、大門屋は呉服店で、同じ建物にカフェがくっついています。「シルクduカフェ」とは、いかにも今っぽい。
この写真は電柱で隠れてしまっていますが、お城を絡めて綺麗な写真も撮れそうですね。
帰ってから思いました。
うだつが付いた建物が沢山残っています。
うだつって、2階の壁の横に付いている、斜めになっている部分の事です。
ガイドMAPに従いここで南方向へ折れ、次の目的地へ向かいます。
春日神社へ
ここから春日神社まで、途中それ程の見どころがないからか、少し離れた場所まで歩きます。
七間通りを曲がったところから、歩いて約11分ほどとなっています。
実際、写真を撮りながらでも15分くらいで着きました。
ここは新しそうな店舗がいくつか有りました。
それでも街並みに合わせた意匠をしていますね。
真名鶴(まなつる)酒造さんというそうです。1750年創業とか。
伝統がありつつ、新しいこともしているようです。
かふぇ?本当に??
この辺りまで来ると中心からは結構外れるので、お店関係は一気に無くなってきます。
ここがガイドMAP最後の目的地、春日神社(マップでは神社じゃなく、境内の良縁の樹の方がメインみたい)
縁結びのパワースポットらしいですが、全く人がいません。僕も中は失礼せず、そのままコース通り折れ曲がって帰路につきました。
ここで、大野駅に戻ってきて、まち歩きコース終了です。
移動時間のみで徒歩約60分のコースですが、撮影、食事、施設見学を含めると、だいたい3時間弱掛かりました。
イトヨの里
ここからは、車を使ってついでの寄り道です。
さっきの御清水の時にちょっとだけ名前が出てきたのですが、ここが平成の名水百選に選ばれたそうです。
駐車場はそれなり。
営業中では有りましたが、めっちゃ工事中でした。
というかイトヨの里というのがどういう施設かも調べずに来たのですが、着いてから調べると、学習施設みたいですね。
イトヨって、魚の名前みたいです。
写真撮りに来たのが目的だったので、「ここは工事終わったらまた来よう」という事で、この日は早々に離れました。
越前大野城
車で再々度結ステーションまで行き、車を置いて越前大野城へ向かいます。
いよいよ最後の目的地です。
こんな長い記事見てくれている人いるのか分かりませんが、皆さん、もうちょっとだよ〜
鳥居を潜ってお城へ向かいます。
かなり古そうな建物ですが、「大野市民族資料館」だそうです。
もうかなり歩いて疲れているので、流石にこれ以上の寄り道は無し。
ちなみにGoogleMapの口コミ見てみると、中は撮影禁止のようですね。
建物自体は明治時代の裁判所だったみたいです。
登り口の看板が見えてきました。
丸岡城行った時も、こんなんだったなぁ…
時代なんでしょうね。
地図を見て思ったのですが、南登り口からお城まで、かなり距離があります。
北登り口も結構距離がありまして、西登り口の階段からが、最も距離が短そうです。
この道を登るのか…
という事で、車で西駐車場まで回って、西側から登る事にします。
階段が急だな、という人のためにスロープ状の道もあります。
でもこれだと結局距離が伸びてしまうので、僕は階段で登ります。
めっちゃ長い階段です…。
1時間以上歩いた後にこれはキツかった。
登る途中の景色です。自然豊かですね。
望遠レンズも持ってて良かった。
なんとか登ってきました。
ここでチケットを購入して、お城の中に入ります。ここも入館料金は300円です。
お城の中は、撮影禁止です。館内は資料館になっていて、鉄筋コンクリート造ですので、丸岡城とは全然違います。
街の至る所からお城が見えていたので当然っちゃ当然ですが、同様にお城から街を一望できます。
ちょっと日が傾いてきだしていますが、青空も相まって中々良い景色です。
望遠レンズでお城撮った時に小さく写っていたのでなんだろうなと思っていたのですが、(理由は分かりませんが)戦国武将のシルエットが掲示されていました。
越前大野城は街の中心部にあるわけではないので、角度によって街の栄え方が全然違う(笑)
何度も写っていた結ステーションです。
ここは行ってないけど、大野市役所ですね。
ガイドMAPのルートには有りませんでしたが、日吉神社の境内ですね。
めちゃくちゃ大きい木々が密集しています。
同じ場所から反対側に回るだけで、こんなに違う景色が撮影できるというのは、ある意味お得感があります。
唯一ここだけお城の中で撮影可能。
う〜ん…。やはりお城自身としては、丸岡城の方がいいな。
近くからの越前大野城全景。まぁ鉄筋コンクリート造なので、あまり感動は無いわな。
山の上なのですが、水が湧いていました。
個人的にはすっごく不思議。どういう仕組みなんだろ。
階段なので帰りは楽ちん。
車に乗って、家に帰りました。
まとめ
いやー、流石に記事が長くなり過ぎたかな。
写真もですが、文字数まで1万文字超えてもうてるやん。
これ書くのにもエグいくらい時間かかったので、暫くはもうちょっとあっさりした内容で書いていきたいと思います。
趣味で書いてるのに、苦痛になったら書かなくなっちゃうしね。
というか読者の方々が読む気失せちゃうし。
それでは今回はこれ位で。
ではまた。