カメライフログ

主に、カメラや写真に関して書いています。たまに、他の事も書いてます。

X-T5を自分の使いやすいようにカスタマイズしよう!①メニュー設定の紹介

どうも、は→とです。

 

 

X-T5、めちゃくちゃいいカメラです。

まだまだ使い始めて日が経っていませんが、操作に慣れてきたので、

そろそろX100Vの時と同じように、僕が変更した設定の紹介をしたいと思います。

メニュー設定、Fnボタン・Qメニュー、カスタム登録の全3回予定で、今回はメニュー設定の紹介です。

 

 

初めはX100Vと同様に変更していないのも含めて全部の設定紹介しようと思ったのですが、

X-T5はX100Vよりも更に変更できる設定が多く、えげつない文章量になってしまったので、変更したところだけ紹介します。

 

それでは早速、見ていきましょう。

 

追記:

記事追加して、その他の設定の紹介を公開しました。

ha-arrow-to.hatenablog.com

ha-arrow-to.hatenablog.com

 

 

画質設定

まずは画質設定からです。

画質モード

説明:用途に合わせて記録画像の圧縮率を変更できます。

変更:後から編集する事も多いので、FINEからFINE+RAWに変更しました。撮って出ししかしない人は、そのままでも良いかもしれません。4020万画素のRAWは、相当データ食います。

ダイナミックレンジ

説明:撮影する画像のダイナミックレンジを変更できます。広いダイナミックレンジの撮影は、逆光や明暗差の大きなシーンで白とびを抑えて、より見た目に近い画像を撮影できます。

変更:100%からAUTOに変更しました。フルサイズと比べるとダイナミックレンジは狭いので、多少画質を犠牲にしても、こちらを優先するようにしています(ダイナミックレンジが広くなるほど、画像にノイズが増えます)。

AUTOでは、400%にはならないので、広いダイナミックレンジが必要な時のみ、手動で変更します。

カスタム登録内容の自動更新

説明:カスタム登録の内容を自動更新できます。

変更:折角作ったカスタム設定が気付かないうちに勝手に変わっていたら嫌なので、「する」から「しない」にしました。

 

 

少し余談ですが、カラークロームエフェクトやカラークローム・ブルーは初期設定を弱にすることの方が多いです。Qメニューの中に入れて基本的にはシーンによって都度変えています。

その他、トーンやカラーといった細かなパラメータは撮影シーンによって都度変更するので、ここでは弄りません。

次の記事で紹介するQメニューの方で変更するようにしましょう。

 

 

フォーカス設定

次はフォーカス設定です。

フォーカス点数切り替え

説明:AFモードがシングルポイントのときやマニュアルフォーカス時のフォーカスポイントの点数を変更できます。

変更:117点から425点へ変更しました。細かなフォーカスポイントの調整が出来ます。点数が多くなるので瞬間的なフォーカス移動がしにくくなるのですが、そこは後述するタッチパネルで補うようにしています。

顔検出/瞳AF設定

説明:顔検出を使うと、カメラが人物の顔を検出し、背景よりも顔にピントと明るさを合わせ、人物の明るさが適正になるように撮影できます。また、瞳AFで、左右どちらの目にピントを合わせるかを選べます。

変更:OFFから顔検出ONにしておいて、その中の「瞳AF AUTO」に設定しておきます。こうすればどちらかの瞳を自動で合わせてくれるようになります。後はFnボタンでON/OFFの切り替えを割り当て、入り切り出来るようにしています。

AF+MF

説明:ONにすると、AFロック状態でフォーカスリングを回したときにAFロックが解除され、マニュアルで撮影できます。

変更:シャッター半押し状態でピントを合わせてから、その状態でフォーカスリングを回して更にピント調節が出来る機能です。ピントを追い込む事が必要な事もある為に、OFFからONに変更しています。

MFアシスト

説明:マニュアルフォーカス時のピント確認方法を設定します。

変更:OFFからフォーカスピーキング レッド(弱)に変更しました。色に関しては被写体に応じて目立ちやすい色に都度変えていますが、基本はフォーカスピーキングの弱は統一しています。

フォーカスチェック

説明:ONにすると、マニュアルフォーカス時にフォーカスリングを回すと自動的に拡大表示され、ピントの確認がしやすくなります。

変更:どうせ拡大してピント合わせるので、一手間省くためにOFFからONに変更しています。リアコマンドダイヤルを押すと、ちゃんと通常表示に戻せます。

リレーズ優先/フォーカス優先

説明:シャッターボタンを全押ししたときの動作を設定できます。フォーカスモードがAF-Sのときと、AF-Cのときのそれぞれを個別に設定できます。

変更:AF-Sモード時の優先はフォーカス(ピントが合ってから撮影)のままですが、ピンボケ写真量産しても仕方がないのでAF-Cモード時の優先はリレーズ(ピントが合っていなくてもすぐ撮影)からフォーカスへ変更しています。

タッチパネルモード

説明:液晶モニター(LCD)のタッチ操作で、ピント合わせやフォーカスエリア選択ができるように設定できます。

変更:SHOT(シャッターボタンを押す代わりに、画面のピントを合わせたいところをタッチして撮影)からAREA(タッチした場所にフォーカスエリアが移動)へ変更しました。これと後述のタッチパネル設定により、タッチパネルで素早くフォーカスエリアを変更できるようになります。

 

 

撮影設定

次は撮影設定です。

シャッター方式

説明:使用するシャッター方式を変更できます。

変更:メカニカルシャッターからカニカル+電子(カメラが状況に応じてどちらか選択)に変更しました。明るいレンズを昼間に使おうと思うと、電子シャッター必須です。てかなんで初期設定がメカニカルシャッターだけなんだろう。一応デメリットもあるからかな。

感度AUTO設定

説明:ISO感度をオートに合わせたときの基準ISO感度、上限ISO感度、低速シャッター限界を設定できます。AUTO1、AUTO2、AUTO3にそれぞれ異なった値を設定できます。

変更:AUTO1の上限ISO感度を800から1600へ、そしてAUTO3の上限ISO感度を12800から6400に変更しました。1600位までは感度ノイズが気にならないのと、ボディ内手ぶれ補正が付いたので12800まで上げなくてもいいシーンが増えたからです。基準ISO感度は125のまま、低速シャッター限界はAUTOのままです。

 

 

セットアップ

フラッシュ設定と動画設定は弄っていません。次はセットアップメニューを変更していきます。

 

基本設定

基本設定から見ていきましょう。

静止画マイメニュー設定

説明:静止画撮影時によく使うメニューなどをマイメニューに登録しておくことができます。

変更:ブレ防止モード、ドライブ設定、デジタルテレコン、長時間ノイズ低減、マウントアダプター設定、多重露出、ピクセルシフトマルチショットを追加しました。ここら辺は、また別の記事で詳しく書きたいと思います。

 

音設定

次は音設定です。

セルフタイマー音量

説明:セルフタイマー使用時の音量を設定します。

変更:音要らないので、2(音量「中」)からOFFに変更しました。

ES電子シャッター音量

説明:電子シャッター使用時のシャッターをきるときの音量を設定します。

変更:音が全く無いとシャッター切れたかどうかよく分かりませんが大きい音は要らないので、2(音量「中」)から1(音量「小」)へ変更しました。

 

表示設定

いよいよ大詰めです。表示設定も変更していきましょう。

電子水準器設定

説明:撮影時の電子水準器の表示を設定できます。

変更:OFFから3Dに変更しました。X-T3はファンクションボタン押さないと水平以外の電子水準器出てこなかったのですが、X-T5は常に表示されるようになったので非常に便利です。

縦横自動回転再生

説明:ONにすると、縦方向で撮影した画像を自動的に回転して再生します。

変更:なんで初期設定がOFFなのか分かんないのですが、不便なのでOFFからONに変更しました

画面のカスタマイズ

説明:撮影時の「スタンダード」画面に表示したい項目を設定できます。

変更:フレーミングガイドとヒストグラムを追加しました。誤動作を防ぐ為、逆にタッチパネルモードはチェックを外しました

 

操作ボタン・ダイヤル設定

最後に、操作ボタン・ダイヤル設定を変更していきます。

ファンクション設定

説明:ファンクションボタンに割り当てる機能を設定できます

変更:めっちゃ変えたので、マイメニューと同じくまた後日紹介できればと思います。ここを追い込むかどうかで、自分にとってのカメラの使いやすさが大きく左右されます。

レンズなしリレーズ

説明:ONにすると、レンズを未装着でシャッターがきれます。

変更:OFFからONに変更しました。電子接点の付いていないサードパーティ製のレンズを使う際には、設定変更必須です。

タッチパネル設定

説明:液晶モニター(LCD)のタッチ操作を行うかどうかを設定できます。

変更:EVFタッチパネル有効範囲(EVF使用時に液晶モニター(LCD)をタッチパネルとして使用)OFFから、右半分有効へ変更しました。全画面でも良いかもしれないですが、鼻が当たって誤操作を起こさないように僕は右半分のみの有効にしています。これで、フォーカスポイントを素早く大きく動かしたい時はフォーカスレバーではなく液晶パネル側で操作します。

X100Vは十時キーが無いのでタッチファンクションを使わざる得なかったのですが、X-T5ではOFFのままにしています。タッチファンクションが使いたい人は、ここのメニューでONにする必要が有ります。

 

ネットワーク設定/USB設定

接続モード

説明:外部機器とカメラを接続して使用する機能を設定します。

変更:USBカードリーダーからUSB RAW現像/設定保存読込に変更しました。AdobeのHPではVer 12から対応と書いてありましたが、X-T5が出たばっかりだからかLightroomでRAW現像しようとすると、一部フィルムシミュレーションが無かったり自動補正が変なことになるので、しばらくはFUJIFILM X RAW STUDIOにて現像するためです。(先日公開されたLightroom Ver 12.1にて、X-T5が対応されました)

 

以上です

長くなりましたが、これが僕の変更した設定です。

また使い込んでいったら変わるかも。

 

ファンクションボタンやQメニュー、マイメニューの紹介も、早めに出来ればと思います。

 

今回はこれ位で。

 

ではまた。