どうも、は→とです。
以前購入したことを報告したレンズですが、まずはこっちから紹介したいと思います。
フルサイズ用ですが、APS-Cで使えば換算150-600mmの超望遠域を小型のレンズで楽しめる、非常に魅力的なレンズです。
それでは早速やっていきましょう。
まずはスペック
まずはいつものように、レンズの基本情報から
レンズ構成:16群22枚
焦点距離:35mm判換算 150-600mm相当
最大開放:F5
最大絞り:F29
絞り羽根枚数:9枚
最大撮影倍率:0.24倍 (T端)
外形寸法:φ86mm × 199.5mm (W端)
質量:1135g
フィルターサイズ:φ67mm
防塵防滴:有り
手ぶれ補正:有り
シグマのコンテンポラリーシリーズに分類されるため、画質よりお手軽さが優先されたレンズになります。
シグマの商品名にある「DG」はフルサイズ用に設計されたレンズという意味です。発売に際して、Xマウントにも最適化されているそうです。手ぶれ補正は約5段分あります。
確かにボタンがXシリーズ用は違ったりと、焼き増しでないところが良いですね。
外観レビュー
開封して簡単に外観を見ていきましょう。
箱から出したところ。
フードは逆付け可能。結構大きなフードです。
レンズは細めですね。
今まで一眼レフ用の150-600mmを無理やり使っていたので、比較すると非常にコンパクトになってビックリしています。
フルサイズ用ということ、あとXマウントはマウント径が他のフルサイズ用のマウントより小さいということもあって、根本が随分先細りの形状です。
フィルター径は67mm。タムロンとかでもよく採用されているサイズで、そこまで大きくはありません。フィルター代が安く済むのはありがたい(笑)
スイッチ類が、Xマウント用は少し違います。
AFロック/AF作動の選択が出来る「AFファンクション設定スイッチ」、
AF範囲を最適化できる「フォーカスリミッタースイッチ」、
AFファンクション設定スイッチで設定した項目を起動できる「AFファンクションボタン」、
手ぶれ補正モードを切り替え出来る「OS切り替えスイッチ」が有ります。
ズームリングの回転を固定できるズームロックスイッチも付いています。
因みにズームリングを回転させるだけでなく、フードをつかんでズーム操作が出来る「直進ズーム」にも対応しており、ズームリングと直進ズーム、二つの方法で操作が出来るということで「デュアルアクションズーム」という名前が付いています。
ゴムリングには、100-400の文字が刻まれています。
最短撮影距離と、メイドインジャパンの印字。
三脚座は、別売りになっています。
ゴムの部分を外して、装着する仕組みになっています。
三脚座を装着した所。指で支えないと前方に倒れてしまいます。
買ったは良いですが、今のところはそこまで出番無いですね。今はまた外しています。
流し撮りとか、長時間撮影時には便利だと思います。
ワイド側とテレ側のレンズの伸縮比較。最望遠で、レンズはこれくらい伸びます。
焦点距離全然違いますが、XF50-140mm F2.8と比べて。ちょっと大きいくらいに留まっています。
フードがXF50-140mm F2.8は大きいので、フード込みの全長はそんなに変わんなくなってしまいます。
XF50-140mm F2.8はインナーズームなので、望遠側では結構な差になります。
実際に撮影してみて
それではいくつか、作例も紹介していこうと思います。
換算600mmなので、まぁまぁ月も大きく撮れます。X-T5は画素数にも余裕が有るため、トリミングを組み合わせたら結構使えます。
トンボの羽も、不満がない程度には十分解像していると思うのですが、どうでしょうか?
飛行機取りに来ましたが、大気のコンディションは最悪。
望遠レンズの画質は、天候に大きく左右されます。
あと、大気の揺らぎも画質に影響されるので、雨降った次の日位の晴れの寒い時期の朝とかお勧めです(この日は晴れが続いた夕方です。そりゃ最悪なわけだ)。
室内で使うのは、まぁまぁ無謀(笑)
圧縮効果を使うと、肉眼とは違った風景を切り取ることが出来ます。
手軽に非日常を映し出すことが出来るので、使っていて楽しいですね。
風景写真では、撮り方を工夫する必要があるかもしれませんが、使えないわけではありません。
まとめ
フルサイズだと「ライトバズーカ」に分類されますが、APS-Cだと換算150-600mmなので、立派な超望遠レンズです。
ギリ手軽に持ち出せるレベルで超望遠が使えるとあって積極的に使っていきたいですね。
やっぱり小さいは正義だなと、実感しました。
今回はこれ位で。
次は、広角レンズを紹介するよ。
ではまた。