カメライフログ

主に、カメラや写真に関して書いています。たまに、他の事も書いてます。

SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM|Contemporary をXマウントで使っての感想

どうも、は→とです。

 

今更ですが、前に超望遠レンズ欲しいって書いたので今持っている超望遠レンズの簡単なレビューをしたいと思います。

 

今持っているのは、これ。Xマウント用ではないです。なんならミラーレス用でもないし、APS-C用でもありません。

 

これにマウントアダプターを付けています。このマウントアダプターは、電子接点だけで無く絞りリリングまで付いている為、フジノンレンズと同じ様な感覚で操作できます(レンズ自体のズームリングの回転方向は反対ですが)。

 

過去に書いた記事でも、このレンズで撮影した写真はたまに出てきているのですが、今日は改めてこのレンズについて紹介したいと思います。

結構前のレンズですし、EFマウントで正しく使ったレビューは調べればいくらでも出てくると思いますので、あくまでXマウントで使用したイレギュラーなレビューです。

 

 

外観

まずは外観からです。スペックに興味ある方はネットで調べていただいた方が良いです。

やっぱりデカい。ライトバズーカと言われるだけのことはあります。

マウントアダプターを付けているので、更に全長が長くなります。

望遠レンズはスイッチ類が豊富。

上からAF/MF切り替えスイッチ、フォーカス範囲、手ぶれ補正効果、AFカスタム、といったところです。左側に見えるのはズームロック。デカくて重いので、ロックかけずにレンズ下に向けたらどんどんレンズ伸びてしまいます。

上部には補助的距離目盛りも付いています。

僕はC-PLフィルター付けています。フィルター径は95mmです。フルサイズ用ってやっぱデカいですね。

フードを撮影する側にしたところ。広角側の150mmでもこれ位のサイズですが、

600mmでここまで伸びます。

回転方向はキヤノンとシグマが同じ向きで、フジノンレンズとは逆になります。

 

Xマウントで使ってみて

それでは、実際に使ってみた感想を書いていこうと思います。

暫くは過去の写真で、ボディはX-T3になります。

夜景じゃ無くても、レンズが2kg弱あるので手持ち撮影だと手がプルプルします(笑)

せめて一脚でもあれば、かなり撮りやすくなるのでお勧めです。

X-T3はボディ内手ぶれ補正が無いです。この写真はシャッタースピードが不足していますね。拡大すると、ピンボケしている。

ミラーレスだとカメラがかなり小さいので、全体の重量が軽くなるのは良いことですが、バランスは悪くなりますね。X-Tシリーズはグリップが浅いので、もっとグリップが深いカメラの方が超望遠には合うと思います。

 

APS-Cだと焦点距離が換算1.5倍になりますから望遠域に超余裕があるので、広角側にしても、数値的には十分望遠です。

また、フルサイズの美味しい領域だけ使うので、APS-Cセンサーだと解像度的に有利になるというメリットも有ります。

 

夜景は焦点距離的にもレンズの明るさ的にも三脚必須です。そりゃそうか。

 

これは別の場所。確かこれで最広角だったと思います。やっぱりフルサイズ用レンズなので、この邪道な使い方だともうちょい広角域が欲しいなと思うケースが有ります。

レビュー見てると、望遠の解像度はそれなりって書いてある記事があったりするのですが、個人的には十分です。

 

細い線も十分に描写してくれていると思うのですが、どうでしょうか?

 

こっからは、X-T5での写真です。

ちなみに、AF機能付きのマウントアダプターがきちんと機能してくれて、ちゃんとピント合います。電子接点で焦点距離の情報も伝えられているのでボディ内手ぶれ補正も効果が有ります(何段分有効かまでは分かりませんが、体感でもそんなに悪く無いと思いました)。

AFは多少迷う時ありますのでスポーツ写真はもしかしたら難しいかもしれませんが、XマウントユーザーはAF性能の低さには慣れているので、ストレスは感じません。普段通り(笑)

 

倉敷美観地区にまた行ってきたので、これもまた暫くしたら記事にしたいなと思います。この前に行ってきた別の場所の写真の現像も終わってない…

 

手ブレ補正のおかげでISOをそれなりに上げれば手持ちでもピンボケは避けれます。

繰り返しになりますが一昔前の、一眼レフ用のレンズですが、個人的には十分な解像度です。流石シグマ。

レンズが重すぎて、この日は付けたまま歩き回るのは諦めました。フルサイズ使っている人、本当すげー。

 

この日はベルボンの一脚を買って、撮影に出かけました。

8段という脅威の伸縮率を誇る一脚。一番下は足がかなり細くなりますが、このレンズ付けても重量的には全然問題ありませんでした。

 

やっぱり一脚の効果は絶大です。全然ブレないし、疲れない。

もっと早く導入してれば良かった。

 

ただこの日はあいにく、空気が澱んでいました。

 

これで換算450mm位なのでまだ倍伸ばせますが、既に霞んでる。描写が甘いのは決してレンズのせいではありません、完全に大気の影響です。

 

これは過去に撮った写真。ある程度天気が良い日だと後ろの山もこれ位見えるので、いかにコンディションが悪いか、分かってもらえるかと思います。

 

冬場でもこんなに大気が揺らぐんですね。やはり望遠レンズで写真を撮る時は、天気の影響がかなり大きいです。

 

こっち向きも空気が澄んでいれば明石海峡大橋が見えるはずなのですが、海の向こうが何も見えない。

 

最後に、離陸までの一連の写真を。

X-T5は飛行機の被写体検出もあるので、ピントの食いつきは良かったですね。

天気が良い日に、リベンジしたいな。

それこそタムロンの50-400mmがXマウントで出たら。

 

まとめ

今回は特殊ケースなので参考になる記事ではないかと思いますが、現在11万強という破格の値段で買える望遠レンズとして、非常に魅力的な製品です。

 

やっぱ望遠レンズっていいな。邪道なやり方ではなく、純正かつお手軽なレンズ欲しいな。

また沼に落ちていくんだろうな(笑)