どうも、は→とです。
最近RX100 VIにSmallRigのケージを付けて運用しています。
以前買ったLim'sのメタルグリップレザーカメラハーフケースも凄くカッコいいし持ちやすかったんだけど、SDカードを取り出すときにいちいち取り外さないといけないという弱点があって、使うのやめました。
今のケージはちょっとゴツくはなるけどグリップが更に大きくなって持ちやすいのと、ミニ三脚をネジ穴に付けっぱなしにしておけるので、重宝しています。
現在はトライポッド単体での販売してないのかな。検索しても出てこない。
はい、本題です。
このSmallRig、とてもいいのですがただ一点、致命的な欠点があります。
それはシャッターボタンがめっちゃ押しにくくなる。
今日は、それの解決策の紹介をしたいと思います。
どうやって解決しよう
RX100系は各部操作がぎゅっと凝縮された作りになっているので、どうしてもケージが近くに来てしまいます。電源ボタンもまぁまぁ押しにくいですが僕はファインダー起動で対応しているのでそこはあまり問題にならず。
ただシャッターボタンだけは、絶対に解決しないといけません。
こんな感じで、ボタン周辺のケージにまぁまぁ厚みがあります。
最初は、ネジ式ではなく両面テープタイプのレリーズボタンをくっ付けていたのですが、それでも多少マシにはなるものの押しにくいままでした。そう、ボタンの厚みが足りないのです。
簡単に計測したら、大体ボタン天端〜ケージの天端まで6~7mmといったところでしょうか。
こんな商品、無いよね。
作るしか、ないよね。
レリーズボタンを自作します
作るといっても、そんな大袈裟なことはしません。
まずはホームセンターで、太さ10mmの丸棒を用意します。税込107円です。格安。
大体6~7mm位でカットします。カットすると刃の厚み分小さくなるので、気をつけましょう。10mm径しかないので、切るのはノコでもカッターでもなんでも良いと思います。なるべく真っ直ぐ切ることのほうが大事。
残った長さ約29cmの丸棒、何に使おう…
大体こんな感じです。試しにこの状態でシャッター切ってみましたが、全く問題なかったので、作業を進めます。
一応カット面と角をヤスリで整えます。
木材で加工もしやすいので、せっかくなのでグリップに似た茶色で塗装します。
裏面に両面テープを貼り付けます。両面テープは家にあったのでそれ使いましたが、無い人はホームセンターで一緒に購入しましょう。
完成です!
塗装の乾燥時間を含めても2時間いかなかったかな。実質作業時間30分〜45分位です。
なかなか良い感じ。
両面テープを切るときに塗装面一部削っちゃってますが、気にしません。何枚か試し撮りしましたが、非常にシャッターボタン押しやすくなりました。
裏から見ると、こんな感じ。シャッターボタンを押し込んで、ケージの天端よりほんの僅か飛び出るくらいの高さです。
なお、自作に限らずリレーズボタンを付けると、ケージは外せなくなります。普段からケージを脱着をよくする人にはお勧めできませんのであしからず。
まとめ
うまくいって良かったです。
今回はRX100 VIで作りましたが、比較的小型のカメラにケージを付ける場合は、多分有効なんじゃないかなと思います。
この加工をしたのは、GW前です。
今年に入ってから色々行ってるのですが、全然記事にしていません(それこそこの前記事の桜より前にもいくつか行ってる)。
快適になったRX100 VIで撮った写真も、また時間があれば紹介したいです。
ひとまず今回はこれくらいで。
ではまた。