どうも、は→とです。
永平寺に行ってきました。
13世紀から続く、禅宗の寺院だそうです。
禅宗とは、
の総称だそうなのですが、ごめんなさい履修不足です。詳しくは分かりません。禅宗って名前なくらいですから、きっと座禅をする宗派なんでしょう。
黄檗宗という単語初めて聞いた気がします。
ここはその中の曹洞宗の大本山です(総本山、大本山、本山とあるので、ランク2ですかね)。
中国に初めて仏法が伝来した時の元号とのことで、「永久の和平」という意味だとか。
ここまでは「〜だそう」ばかりで、いわゆるネット情報です。
個人的には、誤解を恐れずに言うと
「お寺のテーマパーク」ですかね。
なんかもう色んな建物がくっついていて、大きくて、内部をいっぱい見学できます。
写真撮影禁止の資料室なんかは、(僕は全然ピンと来ませんでしたが)妻が
「これ教科書に載ってるやつやん」
って言ってたので、相当有名な奴も展示されていたっぽいですよ。
社会全般、学生時代の記憶が無いんだよなぁ……
……寝てたかなぁ…。
ここは福井のお勧め観光スポットのサイトでは必ず紹介されているところです。
実際、めっちゃ良かった。
仏教のこと全然知らないのですが、それでも楽しめました(古い建物が好きだからというのもある)。
初めは祝日に家族と行ったのですが、その時は人も多かったのとカメラもX100Vだけだったので、改めて平日に一人で行きました。
今回はその2日分の写真(ほぼ一人で行った方)を紹介したいと思います。
2日目はX-T5と、
安定のシグマの18-50mm F2.8と(リンクはEマウントです)、
タムロンの11-20mm F2.8と、
XF56mm F1.2mm F1.2 R WRの3本を持って行きました。
今回、一つの場所を紹介するだけの記事ではアップした写真の数は最大かもしれません。
かなり多いので、なるべく文章少なめで進んでいきますが、見るの大変だったら目次で飛ばしてください。
個人的には寺院内がお勧めです。
その他のおでかけ記事はこちらから。
永平寺まで
永平寺には、両日とも車で来ました。
祝日に行った時は、こんな感じ。どこも満車で、ちょっと遠くに停める必要がありました。
そこから永平寺まで歩きます。
ここは、アップルパイで有名なお店らしいです。
ここもあるから満車だったというのも、多分少しある。
バス停も近くにあるので、シーズン時にはバスで来るのもありです。
ここから真っ直ぐ行った先に、永平寺があります。
両サイドには飲食店やお土産屋さん等があります。
平日に行った時にはこんな感じ。
さっきの通りの麓にある駐車場に停めましたが、ガラガラでした。
さっきの写真に近いアングル。人の量が全然違います。
パッとみて一番安かったのはここかな。
お土産屋さんにも駐車場があって、一定金額以上買い物すると無料になるみたいだったので、お土産買う事決まっている場合はそっちもお勧めです。
ここで初めて気付いたのですが、最初に来た時に通ったのは「お土産通り」で、参道は横道をそれた所から行くんですね。
折角なので2回目はこちらから永平寺へ向かいました。
観光案内所もここにありました。
おぉ、確かに参道の入り口っぽい。
ひっそりと看板が。そりゃ地域的には観光客にお金落としてもらった方が良いから、参道を大々的にアピールはしないか。
こっちの方が、厳かな感じがする道です。
川が流れてるから、余計にそう感じるのかな。
しまった、望遠レンズも持ってくれば良かった。
(記事の時系列違ってますが、この時にはXF50-140mmはまだ持ってなくて、シグマの150-600mmが要るなんて思わなかったんです)
参道から川挟んで反対側に、宿も有ります。
朝のお勤めや座禅を経験したい方は、こちらを利用すると時間に余裕が出来るのではないかと思います。
看雪橋という名前なので、雪の時期綺麗なのかな。
2019年に出来たそうですが、Google Mapがちょっと変です。
衛生写真ではこっちの大きい旅館が写っていますが、2023年8月現在、デフォルトの方には建物が存在しません。更新頻度が少ないのかな。田舎あるある…?
紫陽花ある時点で、いつ頃行ったのか察していただければ…
マジで忙しくて、編集が進まなかったんです。
喫煙所とトイレです。
景観を壊さないように、配慮がされています。
もうちょっと編集で赤を目立たせた方が良かったかな。
永平寺内
永平寺の敷地内(?)の写真です。まずは建物内に入るまでを。
祝日に行った時の写真です。
なんかもう、見るからに巨大な建物です。
さっきのトイレ側から。
奥に見えるのが手水舎と通用門です。
休みの日は、こんな感じで、人で賑わうみたいですね。
ここで手を清め、通用門から入ります。
通用門で参拝料(入場料)を払う感じです。
通用門から入った所。
吉祥郭(きちじょうかく)です。換算35mmでは、鉄筋5階建ての巨大な建物が画角に収まるはずもなく。
「次来る時には、広角レンズ必須だな」と強く思いました。
という事でここからは、平日に再び訪れた際の写真を。
所々に歌碑が有ります。
建物だけでなく、木々もとてつもなく大きいです。
画角的には、建物が入る。
が、木が大きくて、建物が隠れてしまいます。
やはりXF56mmの新型は、描写が凄い。
完っ全な余談なのですが、この写真、Lightroomで色々いじった挙句、結局jpegの撮って出し以上に満足できる仕上がりにならなくて、RAW現像を諦めました(サイズ変更のみLightroomにて)。
富士フイルムは撮って出しが本当に優秀です(僕の編集技術が低いとも言う)。
紅葉の季節になったら、また凄く綺麗なんでしょうね。
いやー、めちゃくちゃ大きいです。
永平寺の全景図です。
なんとなく、サイズ感分かりますか?
多すぎて忘れちゃいましたが、寺院内で住職の方に、それぞれの建物が何の役割の物か、教えてもらえます。
平日は、シャッターチャンスを待てば無人で撮影が出来そうです。
初めて来た時は撮影者だらけで撮らなかったですが、この奥の建物(唐門)が撮影スポット(?)みたいですね。
永平寺で検索したら、よくここが出てきます。
もうちょっと望遠が必要だったかな…
一葉観音様と言うそうです。
特に部分補正とか全然してないけど、明暗差が綺麗だなと思う写真が撮れた。
本当はもっと左側の、建物を撮りたかった。
広角レンズ持って来たので今度こそ吉祥閣の全景撮れるかなと思ったのですが、こんな感じでしか撮れません。
この日は、理由は分かりませんがでっかいテントが建っていました。
このテントのせいで、引きのアングルで撮影出来なかったんです。
寺院内
さぁ、最初から見て頂いている方にとっては既に大量の写真で
「いつ建物入るねん」となっていそうですが、お待たせしました。
やっと寺院内の写真です。
X100Vの写真は祝日で人だらけなのと、換算35mmは室内写真では中途半端になるのが多かったので、ばっさりカットします。
という事で平日に改めて来た分だけ紹介していきます。
なんか、古い旅館みたい。
僕は貰いませんでしたが、奥で御朱印帳が貰えます。
祝日に行った時は先に受付して、見学して、帰ってきた時受け取って下さいとなっていました。
ここで住職さんによる、見学前の説明会があります。
さっき少しだけ書いた、各建物の説明とか見学ルールです。
注意事項が書いています。
「寺内は左側通行」だし、「修行僧を撮影しない事」って書いていますが、ルールを守らないオバハンがいっぱいいました。
皆さんは、必ずルールを守りましょう。
参拝順路は看板があったりこんな感じで床にテープがあったりと、親切で分かりやすいです。
ここが序盤の目玉です。
天井の絵柄が紹介されています。
とんでもない大空間です。156畳ワンフロアとか、意味分かんない。
仕事柄、構造が気になってしまいます。
先程の絵柄の紹介図にありましたように、傘松閣(さんしょうかく)というそうです。
当時の著名な画家144名による、花鳥風月の絵が描かれています(絵自体は230枚あるらしいですよ)。
そりゃ1人で描けるわけないよね。
この記事書く為に調べたら後で分かったのですが、花鳥風月がモチーフとされている中、違うテーマで
- リス
- 唐獅子(青色)
- 唐獅子(白色)
- 白い鯉2匹(2匹で1枚の絵)
- 黒い鯉
の5枚の絵が描かれています。
それらを見つけて願いを込めて祈りを捧げると、恋や念願が叶うそうです。
興味がある方は見つけてみては?
首が痛くなりそうですが www
ひとしきり写真を撮ったところで、先に進みます。
建物同士が回廊で繋がっているので、こんな感じで高低差があって曲がっている渡り廊下のような物がそこら中にあります。
写真選んでいるのでまるで誰もいないかの様に誤解してしまうかもしれませんが、流石にこんな感じで平日でも見学客はいます。
時々修業増の方や住職の方ともすれ違いますので、撮影しない様に気を付けましょう。
山門からの写真です。
この山門、こんな感じで横断はしてますが、門をくぐる方向へは、
- 修行僧が正式に入門する時と、
- 修行を終えて永平寺を出る時
の2回しか通ることが出来ないそうです。
ここから入門して、
そちらへ登っていくという形です。修行を終えた時はその逆。
奥に見えるのが中雀門(ちゅうじゃくもん)だったかな。
ここから写真撮っている人多かったです。
ここは、庭を掃除中の修行僧の方が居ました。
そんな時は、カメラが趣味の人は腕の見せ所。
修行僧を上手く柱の奥に隠れる位置に配置して、写らないようなアングルを探して撮影します。
ここも、写っていませんが実は確か2〜3人位、柱の奥に修行僧の方々がいます。
中雀門の回廊から。
この中雀門から仏殿と山門をそれぞれ見ることが出来ます。
こっちが山門ですね。
こっちが仏殿です。
さっき紹介した、写真撮る人多かったっていう場所(山門)を、中雀門から。
ここは、これ位は常時人がいたので、流石に見学客がいないタイミングでの撮影は無理でした(修行僧の方は同じ場所にずっと居る事はほぼ無いので、撮影は問題ないです)。
この建物は、大庫院(だいくいん)。
乱暴に言えば、キッチンです(ちょっと乱暴すぎたかも)
仏殿の内部の様子です。
布被ってますが、木魚でしょうか?
スケール感バグるくらい大きい。
これだけ階段が長いと、出来ないことはないけど誰もいないタイミングでの撮影は中々難しい。
所々に立ち入り禁止の場所があります。
そんなに緩やかな階段では無いですが、かといってこれは広角レンズでパースが強調された写真なので、そこまで大変というわけでも無いです。
この辺りは、大分奥の方です。多分、承陽殿(じょうようでん)。
これ何の建物だっけなぁ…。多分、大光明蔵(だいこうみょうぞう)。
おぉ、無人のタイミングで撮れた。
今度は東側の回廊を使って、どんどん降りていきます。
構造模型も展示されていました。
本当に大きくて、全部回るのにじっくり見ようとすると、それなりに時間が掛かります。
修行僧の方々の掃除が終わって、居なくなっていたので改めて正面から。
最終的には入り口まで戻ってきまして、帰ります。
出てから
ひとしきり堪能したところで、両日ともお昼を周辺で取りました。
派出所までオシャレです。
ただ高低差があるので、現代の視点で見ると親切では無いですね。
祝日はこんな感じで人で賑わっています。
飲食店も一杯の所が多かったのですが、たまたま(?)空いていたここにしました。
本当に出てすぐのお店です。
お土産屋さんで、奥の畳の座席で食事も出来るようになっていました。
蕎麦が2種類。右側が山かけ蕎麦で、山菜の感じが「お寺のそばらしいなぁ」って思いました。左奥が胡麻豆腐で、味噌が掛かっています。真ん中のも味噌。
ここのお店で買えるそうです。
ここから、また平日に来た写真になります。
行きは参道側からだったので、帰りはお土産通りから。
振り向いて撮影です。
本当に木々が大きくて、建物が見えない。
奥の方にバスが写っているのですが、丁度観光客が大量に降りてきました。
あぶねー。平日なのにごった返して静かに観光出来なくなるところだった。
平日の方は駐車場の向かいの、ここで昼食を取りました。
ソースカツ丼と冷たいおろしそばセット。
中々いい値段します。
福井なら、結構どこでもおろしそばは食べられますが、塩付いてきたのは初めてかも。
「まずはそばの風味を楽しむために」ということで、塩で食べるのを勧められました。
うん、美味しかった。
ソースカツ丼も、福井なら結構どこでも食べられます。
個人的には、普通のカツ丼の方が好きなのですが…
お昼食べたばかりですが、ソフトクリームも。
ごまとうふソフトです。普通のソフトクリームと比べると、さっぱりしていて美味しかった。
ここでも恐竜推しです。
まとめ
十分堪能したので暫くは来ないと思いますが、また紅葉の季節とか、タイミングが合えば来たいな。
雪国の季節感が分からないので、今年行けるかは分かりませんが。
まずは行ったことが無いところを優先して、遊びに行きたいと思います。
それでは今回はこれ位で。
ではまた。