どうも、は→とです。
L型プレートを購入しました。
以前からLeofotoのプレート購入して使っていたんですけど、ストラップに干渉する、もしくは干渉しないように離して取り付けすると横幅が大きすぎるという問題があったので、ネットで探していた状況でした。
で、専用のプレートではないけれど、良いなと思って購入したのが、これです。
AmazonではPV-80単品がヒットしませんでした。
Markins(マーキンス)の商品です。
マーキンスは1997年に設立された、まだ比較的歴史の浅い自由雲台の専門メーカーです(2000年以前でも歴史が浅いというあたり、おじさん発言かもしれません)。
本社が韓国のソウルにあるそうです。日本語では、正規代理店のHP以外にあまり詳しい情報が手に入りません。
今回、このマーキンスのプレートを、2つ組み合わせて使う紹介をしようと思います。
底面は汎用型プレートなので、色々なカメラを想定して作られたものですが、サイドプレートはキヤノンのEOS R5やR6専用のプレートです。
この組み合わせ、正規のやり方ではない(後述します)ので、紹介はしますが同じようにされる方は自己責任にてお願いします。
今の所何も問題有りませんが、もし不具合が有れば追記します。
開封
箱です。結構小さめ。
マーキンスのロゴは、山。
韓国の山かな。どこの山なのでしょうか?
六角レンチが3種類付いてきました(一番右のネジ付きのがPV-80の付属品)。プレートのネジは全て六角穴なので、普段からプレートを脱着する人は、この商品は向いていません。
PV-80の方は日本語と英語で書かれた使用説明書が1枚、LC-R5は特に取扱説明書等も無く、非常にシンプルな物です。
外観
早速ですが、2つのプレートを取り付けた外観を見ていきましょう。
この外観が好き。カッコいいです。
塗装の仕上がりがめっちゃ綺麗で、表面がスベスベしています。かなり質がいいですね。
サイドプレートが出っ張る形にはなりますから、もしかしたら多少カバンの収まりは悪くなるかな。不都合を感じた事は無いですが。
底面プレートは片方に寄った感じになりますが、特に問題なく自立します。
横から見たところです。バリアングル液晶に対応する為、サイドプレートが前方に寄っているのがよく分かります。
なのでチルト液晶のX-T5よりX-HシリーズやX-Sシリーズの方が恩恵を受けられるのかもしれません。
PV-80は、X-T5にピッタリのサイズでした。もう少し大きいカメラは、ワンサイズ大きいPV-100という汎用型プレートも有ります。
底面。この商品は汎用プレートで、カメラに対して色んな位置にネジ穴があるのに対応できるように、前後・左右に位置調整が出来ます。因みにX-T5は一切調整する事なく、左右も丁度良い位置でした。
プレートが寄っているので、こんな感じで、プレートを付けたままでもバッテリーの交換が出来ます。(僕はUSB充電ばかりなので、あまりバッテリー室を開ける事はしませんが…)
縦構図撮影のためのサイドプレートが前に出ているお陰で、こんな感じでストラップが干渉しません。
これが最も気に入っている点です。
勿論端子カバーも干渉する事なく開ける事が出来ます。
最初に書いたように本来はバリアングル液晶が干渉しない為のデザインですが、チルト液晶のX-T5でも十分に恩恵を受ける事が出来ます。
この商品の組み合わせをおすすめ出来ない理由
後述しますと書きましたように、この商品の組み合わせは、皆さんにおすすめしていません。
個人的には非常に気に入っているんですけどね。
おすすめしない理由は、以下になります。
商品を注文したところ、以下のメールが出品者さんより発送前に届きました。因みにこのTrinpleさんが、マーキンスの正規代理店のようですね。
なんて親切な会社なんだ。
こういう気遣いは本当にありがたいですね。
少しというのがどれ位か分からなかったのですが、自己責任でそのまま購入する旨を返信し、商品を送ってもらいました。
で、実際の浮きですが、こんな感じです。
めっちゃ僅かですね(確かに少しだけネジが見える)。正直今のまま使っても特に問題無さそうです。
元々サイドプレートの形状の関係で重いレンズを乗せたら多少たわみがあるんでしょうが、浮いてるから通常よりたわみは大きいのかな。Xシリーズに付けれるレンズは重さが大した事ないので、多分大丈夫です(超望遠になってくるとレンズ自体に三脚座があってそっち使うし)。
気になったら凸部を削って対応しようと思います。
デメリット
非常に気に入っていますが、全くデメリットが無いかと言われれば、そんな事は有りません。
一応それも書いておこうと思います。
手が干渉するかも
ストラップが干渉しない代わりに、レンズがこんな感じの薄型だと、リングを回すのに親指が干渉する可能性が有ります。
ちょっと大きめのレンズでも、XFレンズは絞りリングが根本付近に付いていたりするので、レンズの種類によっては、ちょっと煩わしい事があるかもしれません。
たまたま今の主力が絞りリングの無いシグマの18-50mm F2.8とタムロンの11-20mm F2.8になってレンズ側での絞り操作が無くなったのと、新型のXF56mmは絞りリングが根本から前の方へ移動して干渉しにくい場所になったので、僕は快適に使えてます。
キヤノンやニコンだとレンズリリースボタンが大体このサブプレートが付いている側にあるので、多分ボタンが押しにくいと思います。その心配はXシリーズには無し。
素早い構図変更には向いていない
もう一つ。アルカスイスの溝の向きが底面とサイドで違う(底面がカメラの前後、サイドプレートがカメラの上下)ので、カメラを縦向きに付け替えた時、雲台のパン方向も90度回す必要が有ります。なので、素早く向きを変えるというのには向いていません。
言葉にすると分かりにくいですが、見てもらえればすぐ分かります。
横構図で据えるとこう。
これを雲台そのままで縦構図に据え直すと、こんな感じでカメラが横向いてしまいます。
まとめ
最近色々買いすぎじゃね?
という感じで散財していますが、その分確実に撮影環境は良くなっています。
快適な撮影は、いい写真の量産に貢献する(と期待している)ので、皆さんもどんどんカスタマイズしていきましょう。
撮影に出かける時間がねーよ