どうも、は→とです。
今回はかなり変わったペンの紹介です。「日本の様式美と精神性を想わせる」というキャッチコピーがおそらく外国の方にウケるであろう素敵ペン。
ZOOM 韻-ying- 砂紋Samonの紹介です。
その他のペンの紹介はこちらでやってます。
商品概要
まずは概要から。
商品名:ZOOM 韻-ying- 砂紋Samon
品番:BW-ZYS44
インク:水性顔料インク
色:藍鼠(あいねず)
材質:アルミ(アルマイト加工)
方式:ネジ開閉キャップ式
リフィル:BK-L5P33
ボール径:0.5mm
漢字にそれぞれローマ字でふりがなを振ってあるので読みにくいですが、
「ズーム・イン・サモン」と呼びます。
トンボ鉛筆のZOOMシリーズの中の、日本の文化や精神性をペンの形で表現したのが「韻」シリーズとのこと。その中でも、枯山水の砂紋をイメージしたといわれるのが今回のペンです。
表にするとこんな感じかな。「東京都ー千代田区ー丸の内」みたいなものです。
ちょっと乱暴な言い方ですが、世界のグッドデザイン賞みたいな奴である、レッドドットデザイン賞を受賞したペンです。
和風な物が好きな人にとってはヨダレが止まらないであろうこのペン、もうすでに写真に写っちゃってますが早速紹介したいと思います。
開封
まずは箱から。
韻の文字をデザイン化したマークが印字されています。
中箱を引っ張り出せるように、取っ手紐が付いてます。
中箱は黒色。同じ黒色の控えめのトンボロゴが描かれています。
箱を開けてペンとご対面。何この佇まい。素敵すぎる。
蝶々結びでペンが固定されています。ペンの梱包で初めて見ました。
ペンですが、自立します。というか、これがこのペンの正しいディスプレイの仕方だと思います。鼓型のデザインが神戸ポートタワーみたいって言ったら怒られるかな…
色は今回紹介する藍鼠と、もう一つは白鼠。藍鼠は着物や屋根瓦を彷彿させるものとして作られているそうです。和名なのが素敵。公式HPでは藍鼠だけで白鼠の説明がない…。
アルミ削り出しにより砂紋を表現したその凹凸デザインは、非常に美しい。
真ん中付近に控えめなロゴのみで、商品名は印字されていません。
クリップ部はバネ可動式になっています。質感もおもしろい。
反対側は円形に溝が彫られています。
キャップを外して、ここにはめ込みが出来るようになっています。
キャップをはめたところ。キャップはネジ式です。最近では結構珍しいかな。この所作が気分を高めてくれます。
後軸にキャップをはめると、結構な全長になります。重心的には気になりませんが、手が小さい人は、ペンが大きすぎて取り回しがしにくいなと思ったらキャップを外して書くのもありかもしれません。
枯山水っていうくらいだから、せっかくなので庭で撮ってみました。良く似合っていると思うのですが、どうでしょうか?
書いた感想
水性特有の非常に滑らかな書き味です。線は太めになります。このペンに限りませんが、水性のペンは小さい文字を書く時には不向きですね。滑らかなので力を入れずにさらさらと書けます。感想としては、見た目によらず結構書きやすい。
実際はペンの部類としては比較的重いはずなのですが、金属とはいえアルミだからか、はたまた見た目の先入観で重いはずだと思って持つからか、頭で思っている以上の重さは感じません。
持ち方によるのですが、凹凸部分を持つと、先まで結構な距離があります。
日本の様式を意識しているということなので、筆(は言いすぎかな)を持つような感覚に近いのかな。狙ってやっているんだとしたら、なかなかの拘りです。
この持ち方の方が、普通のペンに近いかな。
まとめ
なにはともあれ、まずは見た目が非常に個性的なこのペン、あまり使っている人を見かけないのもあり、非常に所有欲を満たしてくれるものになると思います。
個人的には結構オススメです。
値段さえ気にしなければね(笑)