どうも、は→とです。
今日は、ローラーボールの紹介です。
またまた、ラミーです。
ラミーは油性インクの文句をずっと言い続けているのですが、けっこう本数が増えてきました。
やっぱりデザインは最高にカッコいいものが多いですね。
今回買ったのはステュディオの真っ黒モデル。ボールペンも以前購入してレビューも書いたのですが、やっぱり油性インクが使いにくいので、スカラと同様に国産リフィルを使おうと思って、購入しました。インク使い切るまでは、そのままの予定ですけどね。
※あくまで自己責任ですが、キャップ式でラミーのLM63を使っているタイプのペンで、C300系のリフィルに交換する方法を紹介していますので、興味がある方はこちらを参考にして下さい。
それでは、紹介していきたいと思います。
その他のペンの紹介はこちらから。
商品概要
今回もまずは概要から。
品番:L366AB
インク:水性
色:オールブラック
材質:ラッカー仕上げステンレス(ボディ)、PVD仕上げステンレス(クリップ)
方式:キャップ式
リフィル:LM16
ステュディオの中でも、シルバーになっている部分までPVDコーティングで黒色にしたモデルです。Lx(ルクス)はLuxury(ラグジュアリー)の略です。上品な感じがあります。
ややこしいのですがLAMYにはLx(ルクス)という商品も有りますが、そちらは明るさを表す単位のlux(ルクス)から来ているそうです。
なんといっても一番の特徴はプロペラのような形状のクリップ。シルエットは同じLAMYの2000に似ていますが、このクリップでステュディオのアイデンティティが形作られています。ちなみにデザイナーはスイスのデザイナー、ハンネス・ヴェットシュタインさんという人だそうです。同氏は他にもスクリブルのデザインも手がけています。
英語の方が分かりやすいかな。studioはまんまスタジオ(=仕事場)というのがネーミングとのこと。スカラ座からとったスカラより身近に感じますね。
では開封して、中を見ていきましょう。
開封
今回のローラーボール、ボールペンと箱の種類が違いました。
値段もボールペンよりローラーボールの方が結構高かった(購入時期が違うので、一概に比較は出来ませんが)のですが、こっちの方が箱はチープです。
とはいえ一般的なチープというほどでは無い。どうせ箱はその後使わないので、小さい方がいい派です。
ステュディオのお目見えです。おぉ、ボールペンも凄く良かったけどこっちもかっこいい。特にステュディオは、キャップを閉じた状態で段差なく流線形のデザインになるのがいいですね。この状態の時はラミー2000より綺麗です。
次は詳細も見ていきたいと思います。
詳細
キャップを外して、尻軸にはめたところ。キャップ式と一口に行ってもネジ式、嵌合式とありますが、これは嵌合式です。
せっかくのプロペラ形状のクリップですが今回はキャップ式のペンの為、ここを回す機会はありません。このデザインを最大限活かすのは、やはりボールペンですね。
マジでどこか、LM16の形状の国産リフィル作ってくれないかな(特許か登録的な何かがあるんだろうな)。
ペン尻側もPVDコーティングされた真鍮がデザインされています。こちらも嵌合式でカチッとはめ合わせるための形状になっています。
ペン先の形状。キャップが薄いため、軸の段差は少ないですね。
個人的に、手に持つ部分もマットブラックの塗装がされており指紋を気にしなくていいのが嬉しいところ。
天冠部に、丸い窪みが有ります。スカラの時もそうだったのですが、おそらく万年筆と区別するための意匠だと思います。
長さ的にはキャップをつけた状態、外した状態、どちらでも使える丁度いいサイズです。
スカラとの比較
同じローラーボールならサファリとスカラを持っているのですが、今回は同じ高級ラインであるスカラと少し比較をしてみたいと思います。
ちなみにステュディオは2005年発売、スカラは2012年発売らしいので、古いのはステュディオの方ですね。
長さはちょっとだけスカラの方が長いですが、それほど差はありません。太さもスカラの方が太いですね。特にキャップ部の軸径の差は大きいです。
ラミーの文字はスカラの方が彫り込み式でカッコいい。というかボールペンもだったけど、せっかくのオールブラックモデルなんだからステュディオは印字も黒にしてくれたら良かったのに。
あと、クリップの位置を見てもらえれば分かるように、文字がクリップに対してどちら側かというのが逆ですね。
スカラのコンセプトは一才の無駄を削ぎ落とし、洗練されたシンプルなフォルムということなのですが、ステュディオも十分シンプルですね。シンプルゆえ、プロペラ形状のクリップが引き立つという事でしょうか。
キャップを尻側にはめて筆記状態にすると、全長がかなり変わります。スカラは個人的には長すぎてキャップを外した方が書きやすいです。
ちなみに先ほども書きましたが、ステュディオのキャップは尻軸側もカチっと音がしてはまりますが、スカラは外れはしませんがカチっとははまりません。
書き味について
一応、書き味も
スカラの時は青色のインクが入っていましたが、今回の水性インクは黒でした。
ペンの重心はキャップと軸の境目部分辺りになるので、結構高重心です。僕はこの辺りにある方が、丁度指の付け根に来るという事で好きです。Romeo No.3を使ってからは、ずっとこの重心位置がお気に入りですね。
油性インクよりマシですが、やっぱりインクフローが安定しません。水性なのにたまに擦れます。紙質によっては裏写りが大きいですね。
ゲルインクではなく水性ということで、スポイトで水を垂らしてみましたがめっちゃ滲みました。早いうちにインク使い切って、国産リフィルを入れたいと思います。
まとめ
現在、お気に入りのペンケースが増えてしまい、それぞれのペンケースに入れるボールペンを選んでいます。これもその中の一本に選ぶ予定で購入しました。インクさえクリアすれば非常に良いペンです。
ペンケースの中身を以前紹介しましたが、そろそろ最新の状態も紹介したいと思います。
それでは今回はこれ位で。
ではまた。