カメライフログ

主に、カメラや写真に関して書いています。たまに、他の事も書いてます。

X100VIが発売される事を受けて、X100Vについてだらだらと書いていく

どうも、は→とです。

 

X100VI、出ますね。

www.fujifilm.com

 

店頭予想価格が超ビックリしましたが、転売対策ですかね。

今X100Vがレア機体になっているのは、物価が安い日本でX100Vが買い占められてそれが海外で流通するという、残念な事態が理由の一つらしいですね(生産体制が悪いというのが一番大きいとは思いますが)。世界に比べて一向に給料上がらない日本が悪い

 

先にドルベースの高い金額(海外にとって適正な金額)で海外で販売しておいて、ある程度流通してから日本で発売(日本にとっては高い金額)すれば、本当に欲しい人の手に渡るという考えなのかな。想像ですけど

 

僕は様々な理由から、今回のX100VIへの買い替えはパスします。

X100Vを発売日に手に入れて(厳密に言えば荷物の受け取りが出来なくて、後日になってしまいましたが…)もう少しで4年が経ちますが、まだまだ大事に使いたいと思っています。

脈略ないですが、今回の記事は色々と思う事を書いていきます。

 

因みにX100Vに関しては過去にこんな記事書いてます。

 

 

今わかっているX100Vとの違い

まだ全部の仕様が公開されているわけではないので分からない部分もありますし、ボタンの位置やレバーの赤い部分や距離指標マークの位置等色々細かな部分は変わっていると思いますが、大きな所では、こんな感じだと思います。

センサー・プロセッサが最新世代に

X-H2シリーズやX-T5とかと同じ、最新世代に中身が変わっています。

それにより画素数、感度、AF等々が進化しています。フィルムシミュレーションも「REALA ACE」が新しく搭載されるようですが、これは遅れてX-T5にもアップデート対応されるみたいなので、楽しみ。

ボディ内手ブレ補正が追加

ついにX100シリーズにもボディ内手ブレ補正が搭載されました。

でも、ボディの大きさはほとんど変わっていません(奥行きが2mm、重さは43g増)。

しかも、撮影枚数が少し伸びた(430枚→450枚)みたいですね。これはシンプルに凄い。

 

変わっていないもの

めっちゃ大きくいうと、変わったのは上記の2つです。

レンズはそのまま、なので不評なネジ式コンバージョンレンズもそのまま使えますし、プロテクトフィルターを使う事で防塵防滴になる事もそのままです。ここは進化しても良かったんじゃないかな。見た目でいうと、間違い探しレベルです。

多分OVF、EVFもそのままっぽいです。

 

僕がX100VIを買わない理由

最初に書いたように、細かい部分含めて色々進化していますが僕はX100VIは買いません。主に、下記の理由です。

手ブレ補正無くてもなんとかなる

あった方がより良いとは思います。それは間違いないです。

でもX100Vは絞りが開放F2で明るいですし、焦点距離が換算35mmで望遠ではないのでそもそもブレは比較的起きにくいようになっています。

望遠レンズも使うレンズ交換式のカメラだと手ブレ補正はかなり必要だと思いますが、このX100Vに関しては絶対ではないかな。今までそんなに手ブレ写真量産してないし。

4020万画素の是非

これも、あった方がより良いとは思います。特にトリミング耐性がつくということは、フルサイズ換算50mmや70mm位にしても比較して劣化が少ないですからね。

僕はメインでX-T5を使っているのですが、Lightroomで現像する時、2610万画素に落としています。X100Vの画素数ですね。

理由は、個人的に画素数が多すぎるから。

写真の等倍鑑賞とかしない人間なので、なんだったら更に一つ前の世代の2400万画素位でも問題ないです。沢山写真撮って、4020万画素だとデータ容量の圧迫が凄いですからね。塵も積もればですよ。

という事で、僕はそんなに高画素を必要としていません。X100Vは単焦点レンズのカメラと割り切って、トリミングとかもあんまりしないですしね(買った当初は物珍しさでデジタルテレコンよく使っていましたが、ほぼ全部LightroomでRAW現像するようになってからは、特に)。

そうなってくると、X100VIの進化点が必要じゃなくなる

高画素はそんなにいらない、手ブレ補正もX100シリーズなら我慢できる(あれば嬉しいけど)。

となると、とんでもない価格差を埋めるほどの利点を、僕はX100VIに感じらません。センサーもプロセッサも手ブレ補正機構も高価な物なので、値段が上がる事自体は理解できるんですけどね。

その価値を見出せないってだけの話です。

そもそも、X100Vで十分満足している

色々屁理屈書きましたが、結局はコレです。もうX100Vで十分完成されているんですね。

不満がないんだから、そりゃ買わないです。それ位、X100Vは良いカメラです。

 

どう進化したら、X100シリーズを買い替えるか

最低更に4年後になると思いますが、まだ出ていないX100VIから、より一層どう進化すればX100Vを買い替えるかなと少し考えてみました。

レンズの先端部分の改善

これはすぐ出来ると思うんだけどなぁ…。今のコンバージョンレンズを使うために、変更しなかったんだろうな。

X100V及びおそらくX100VIも、別売りの純正プロテクトフィルターを装着する事で、防塵防滴になります。そして、ネジ切り部にコンバージョンレンズを装着する事で、ワイド・テレ側へ画角を変更することが出来ます。

初めから防塵防滴にするべきだろうし、ワンタッチで脱着出来ないコンバージョンレンズは、使う気を無くします。

なのでここは改善されると、購入意欲が上がる部分です。

UHS-IIの採用

これってそんなにコストアップするのかな。X100VIは実装されてるのかな。やっぱりX-T5と比べて書き込み速度の遅さは実感できます。X-T5の方が画素数多いにも関わらず、です。もしX100VIでも採用されていなかった場合は、次こそは採用して欲しい。

EVFの倍率アップ

多分OVFを廃止しない限り難しいだろうからこれは賛否両論でしょうが、X-T5使ってからX100V使うと、流石にEVFの小ささが実感できます。不満という程ではないんですけどね。

見やすい大きなファインダーは、確実に撮影の質が上がります。

焦点距離33mm(フルサイズ換算50mm)位がいい

これは少数派かな。33mmのみは撮れるものが限られるとは思うのですが、23mm(フルサイズ換算35mm)って難しいんですよね。僕みたいな素人が撮ると、中途半端な写真になっちゃう。

割り切って作品作りに特化したカメラとして、33mmのレンズのX100シリーズ出たら、買い替えると思います。

親指の特等席が欲しい

X100シリーズはグリップが深くありません。重くないのでそこまで困りませんが、親指の部分がしっかりフィットしていると、非常に持ちやすくなると思います。かと言って後付けのサムレストはダイヤルやボタンが押しにくくなるから、嫌なんですよね。

オリンパスのPEN-Fってカメラ、皆さん覚えてます?

あれ、親指部分が凹んでいて、家電量販店で持った時、めっちゃ持ちやすかったんだよなぁ…。あんなのが、X100シリーズにも欲しいです。

逆にいうと、それ位です

先に書いたように、基本的に今不満が無いんですよね。なので、強いて言ってもこれ位です。チルトは3軸じゃなくてもいいし、カードスロットも1枚でも気になってないし、USB-Cで充電できるのでバッテリーの持ちも問題ないです。

 

4年経って、改めてX100Vを愛でよう

あ、そうそう、先日はてなブログのサムネを変えました。ブログのヘッダ画像もサムネと同じの入れました。

4年ぶりに、X100V自身を似たようなシチュエーションで撮影です。

ここの所はルミエールの丸紐カメラストラップにオリエンタルホビーで購入したSQUAREHOODの専用角形フードを付けて運用しています。

X100VIの発表前でしたが、事前リークの感じではこれからもこっちと長くお付き合いする事になるかなと思ってました。結果的にX100Vの事を色々考えるきっかけになって、改めて「X100Vっていいカメラだなぁ」と感じて(約)4年の記念に撮り直しました。

 

X-T5はストラップ外して使ったりレンズ交換したりと、色々危険なシーンがあって実際落としちゃったりしたので、既にX100Vより傷付いてしまっていますwww

逆にX100Vは常に首に掛けておいて必要な時に撮影するというスタイルが確立しているので、まだ全然綺麗なままです。X100Vから採用されたアルマイト処理というのも、綺麗なままの要因の一つかも。

 

当時の写真よりは、少しマシな写真になっているのかな。あんま変わんないかな。

 

まとめ

美しいカメラは、本当に「写真を撮ろう」という気分を高揚させてくれます。

実際絞りリング、シャッタースピード、ISO、露出のダイヤルがあって自分で色々弄りながら撮影できるスタイルは、撮ってて楽しいんですけどね。

美しさだけでなく、実用性を兼ね備えたカメラです。高いけどカメラの仕組みを学ぶにも最適な機種だと思うので、向上心のある初心者にもお勧めしたいですね。

 

取り止めのない内容でしたけど、僕のX100V愛を少しだけ書きました、といった感じです。

 

これからも宜しくね、X100V。