どうも、は→とです。
今回は、久しぶりの三脚のレビューです。
中国製の三脚です。日本では多分Amazon位でしか買えないと思います。
早速見ていきましょう。
概要
まずはこのMersace(マセス)という会社についてですが、調べても中々日本語では詳しい情報が出てきません。
SUNWAYFOTOは、皆さん聞いたこと有りますでしょうか?あっちは結構Amazonでも商品が出てくるので、知っている人も多いのではないでしょうか?僕もミニ雲台持ってます。
そのSUNWAYFOTOの共同設立者の一人と、他二人で共同設立したブランドだそうです。
Leofotoの様に、最近多くなってきたセンターポールの無いタイプですね。
そしてVelbonのウルトレックの様に、足を捻って一気に伸ばすタイプです。
色んな三脚のいいとこ取りをしたような三脚です。
上のAmazonのリンクにある様に、センターポール無いタイプでも3種類、センターポール有りタイプ1種。他にも色んな三脚のラインナップが有ります。
カラーも無彩色でまとめられており、かっこいいですね。
カーボン製の割にはお買い得で、雲台のデザインが個性的です。
ボール固定がレバー式で、ボールが通常の自由雲台と上下逆になっています。クランプとパンの操作ノブが一体になっているのが、デザインがすっきりして、同じ手で操作できるので、良さそうですね。
発送元が中国になっており、海外から届きます。お届け予定が最初1ヶ月近くになっていましたが、実際は1週間程で届きました。もうコロナの影響は無いのかな。
届きました
思ったより随分早く届きました。
まずは箱とケースから見ていきます。
箱。中国から遠路遥々来た割には、結構綺麗な状態のままでした。
もちろん日本語はありませんが、十分に内容分かります。
雲台の耐荷重6kgって本当ですかね。ほぼどんなカメラ・レンズにも問題ない強度ということになります。
会社は深圳かな?
ブランドロゴです。
箱のサイズです。
持ち運び用のケースです。どこのメーカーも似た様なものかもしれませんが、ちょっとロゴの主張が激しいな。
止水ジッパーになっていました。これは結構こだわりを感じられて良いですね。
外観を見ていきます
持って行って撮影ついでに、外で外観レビューです。
この写真撮った瞬間、転がり倒れて、傷が付きました。
これ以降の写真で、傷が写っているのがありますが、僕がいきなり付けた傷です。
届いた時は傷無しの綺麗な状態だったのであしからず。
気を取り直して、畳んだ状態でもう一枚。
縮長41cmですので、一般的なサイズですかね。でも径がスリムで、細さが際立っているかと思います。
足にも情報が表示されていました。8層カーボンなので、しっかりした商品だと思います。
ここで、ネットのホームページと雲台の形状が違う事に気づきました。
プレートとパンのノブがそれぞれのレバー式になっています。予告無く商品の形状が変わります、といったところでしょうか?
こういうところは、ネットで買うと怖いところ。
これはホームページでは分からなかったのですが、プレートに六角レンチが収納できるようになっていました。これは便利かも。
早速使ってみようと思ったのですが、プレートの外し方が最初分かりませんでした。
この機構初めて経験したのですが、レバーを回して固定を緩めると、指で摘んでいる部分が斜め下にスライドできる様になっています。横ではなく斜めって珍しいですね。
メリットとしてはノブで回すタイプと違って素早く脱着出来る(特に取り付けは、上からカチッとはめられる)のと、不意の脱落防止には強いのかなと思います。
このカチッていうのはオリジナル企画のワンタッチプレートの様に使えて、尚且つ汎用性の高いアルカスイス互換のいいとこ取りなので、素晴らしいですね。
デメリットとしては、どのプレートでもこの雲台を使えるという訳ではないというところかと思います。試しにお気に入りで使っているLeofotoのG2ギア雲台を取り付けてみようと思ったら、爪が合いませんでした。う〜ん残念!
※追加 G29ギア雲台の下に、ネジ径変換のアダプターが付いていたのを外したら、ピッタリハマりました!これで最強の三脚になりました。合わないタイプもあるとは思いますが、そのケースに出会うのは、それ程多くはないのかもしれません。
ボールを固定する為のレバーは大きく、ガッチリ固定してくれます。
塗装はマットな感じの黒になっていて、デザイン含めて、すごくカッコいいです。
足はこのシルバー部分を押して、開脚角度を3種類選択できます。
実際に使ってみて
折角なので、僕が持っている中で一番重い、シグマの150-600 Contemporaryを持って行って付けてみました。
固定はしっかりしています。カメラを付けていない(すみませんカメラ一つしか持って行かなかったので)状態なので相当フロントヘビーな状態ですが、全然問題なかったです。
足を完全に伸ばしてこんな感じ。
三脚自体の最大高さが135.5cmなので、カメラのファインダーの高さを考えたら、170cm位の身長の人なら無理な前屈みの体制にならなくても撮影できます。
足を伸ばす際はカーボン三脚ならどれもだと思いますが、シュルシュルといった音がします。
捻って固定する際は、結構しっかり力を入れた方が良さそうです。1回だけ足が短くなりそうになりました。まぁ、これはVelbonのウルトレックも一緒ですが、気持ちウルトレックよりも固定が若干弱いように感じました(体感なので、きちんと力を計った訳ではありません)
ボールの下の部分が細いので見た目華奢に感じますが、全然そんなこと無かったです。
僕はFUJIFILMのX-T5で使用したのですが、フルサイズカメラでも十分に使える三脚だと思います。
まとめ
まだ買って間もないので耐久性は分かりませんが、今のところ、買って本当に良かったと思っています。
カメラバッグに取り付けしやすくなりましたし、初めはセンターポールレスってどうなのって半信半疑でしたが、今ではこっちの方が三脚としては正解なんじゃないかとさえ感じています。
使用するのもこればっかりになりそうなので、もう少し三脚の断捨離ができそうです(笑)
それでは今回はこれ位で。
ではまた。