どうも、は→とです。
今日もボールペンレビューです。
前回は残念なペンのレビューだったので、今回は個人的にすごく良かったペンの紹介です。実は他にも残念だったペンもあるんですよね…。それはまたの機会に。
紹介せずにちょっとずつ手持ちのボールペンが、更に増えてきている状態です。
僕も含めて、文房具好きってどうなってるんでしょうね。手は2つしかない(何だったら利き手は大体片方だけの人ばかり)のに、何十本もペン買ってどうすんねん。
そろそろ整理方法も考えなければいけないなと、考えています。
話がそれました、本日紹介するのはこれです。
台湾のブランドです。
それ以外のペンの紹介はこちらから
商品概要
まずはいつも通り、商品概要から。
名称:ANTOU(アントウ) ボールペンC
色:ガンメタル
材質:アルミニウム、スチール、真鍮、磁石 パウダーコーティング仕上げ
方式:キャップ式
リフィル:ありとあらゆるリフィル(初期芯:ゼブラJF-0.5)
AUTOUという会社は、金属製品を作っている会社だそうです。文具会社ではありません。だからこその柔軟な発想によるペンなのかな。
「マルチアダプタブルペン」というネーミングがついたペンです。リフィルを先端のチャックで固定する構造になっており、名前通り様々なリフィルを装着することが出来ます。
「このボールペンはカッコいいんだけど、リフィルがなぁ」っていう経験は文房具好きなら一度は経験したことがあると思うのですが、このペンに限って言えば、それはあり得ません。ペン自体が好きになれば、絶対に使いやすいリフィルが見つかると思います。
逆に「このリフィルが好きなんだけど、このボールペンのデザインと書き味がなぁ」みたいな時にはうってつけですね。
開封
それでは開封していきたいと思うのですが、いきなりケースが独特でビックリします。
なんとケースがアルミ削り出し。メーカーロゴと名前の刻印までされています。なにこの高級感。内箱がリサイクルペーパーという組み合わせになっています。
ペン本体と説明書です。ANTOUとしては、ここに替えのリフィルを入れておくことを想定しているそうです。
重厚感があるデザインです(アルミが多いからかスリットのあるデザインだからか、軽くはないですが見た目程重くは感じないです)
詳細
各部詳細も見ていきましょう。
分解したところです。リフィル含めても、パーツ構成はこれだけ。
尻軸部のストラップ通せそうなパーツも外せるのかもしれませんが、固かったのでやめておきました。外す必要は無いです。
キャップの天冠部にはロゴマークが。ここは真鍮です。
キャップ部分に磁石が内蔵されています。そこそこの磁力があるので、こんな感じで鉄製のものに引っ付ける事が可能です。
自然と磁力で引き寄せられるので勝手にくっつくのですが、
120度毎にカチッとハマる設計になっていまして、3分の2の確率でこうなってしまいます。気になる人は、気になるかな。
これ、軸が六角形だったら必ずピタッとはまったのでは…?
これがチャック部分です。先側は細いですが、ネジ側は経が大きくなっているので、
例えばこんなふうに、G2規格のようにタンクが大きいタイプのリフィルも問題なく付けれます。
これはD1規格を付けたところ。細いリフィルでもこんな感じでガッチリ固定できます。
また、挟み込んでいるだけの構造の為、ペン先の出は自由に調整できます。
リフィル自体の強度に問題が無い程度に長めに出せば、ペン先の視界はかなり良好になります。
感想
上はD1規格で書いたものですが、書き味はある程度リフィル自体に左右されると思います。お気に入りのものを使いましょう。八角形の軸は結構握りやすく、表面が少しザラザラしたような塗装のため、滑り止めに一躍買っているかもしれません(気のせいかもしれませんが)。
構造上、多分どんなペンより一番先の部分でリフィルを固定している為、ガタ付きは皆無。この剛性感は非常に満足できるものだと思います。書いてる時のコツコツ感が味わえます。
やはり一番の魅力として、末長く使っていけるところだと思います。なんせ樹脂の劣化の様な心配は無いし、リフィルが廃盤になる、なんてこともないですからね。気分でリフィルを変えることも出来ます。
同様のコンセプトで長さやデザインが違うペンもありますので、興味があれば是非検討してみてください。オススメです。
それでは本日はこれ位で。
ではまた。