どうも、は→です。
このブログは、
主に、カメラに関することについて書いています。
たまに、他の事も書いてます。
というスタンスだったのに、コロナの影響で全然写真を撮りにいけず、ずっと違うジャンルの記事ばかり書いていました。
はい、久々のカメラ関連です。
今回紹介するのは、
七工匠 7Artisans 18mm F6.3 ボディキャップレンズです。
七工匠はいくつかレンズも持っていて、結構お気に入りのレンズがあるのでこれも期待大です。
富士フイルムにもボディキャップレンズ(Xマウントフィルターレンズ)が実は結構前からありまして、僕も発売されてすぐ買ったのですが、Amazonで辛口評価付けました。けっこう皆参考になったと評価付けてくれました。
- ボディキャップレンズにしてはデカイ
- フィルター機能付いているせいで
- 欲しいフィルターに素早く切り替えが難しい(というかほぼ使うのはプロテクトフィルターなのに、他のフィルター選択しちゃったりする)
- クロスフィルター使うにはレンズ暗すぎ(三脚使うなんて本末転倒。何の為の手軽に撮影できるボディキャップレンズやねん)
- ソフトフィルター使うくらいならカメラのアドバンスドフィルターでソフトを選ぶ方がよっぽど画質もいい
というとっても中途半端な商品でした。
その点、今回のボディキャップレンズはかなり薄め。F値も比較すると少しだけ明るくなっています。
見た目がまぁアレですが、結構好印象です。
7Artisans 18mm F6.3の特徴としては、厚さ約10mmという薄型であること、35mm判換算27mm相当(APS-C)で被写界深度も深く、F値もそこそこ大きいのでパンフォーカスでのスナップ撮影に適していることですね。
最短撮影距離はまぁまぁ大きくて、2mは離れないといけません。まさにストリートスナップ用ですね。
それでは早速、紹介したいと思います。
開封
箱は非常にシンプルで小さいです。
レンズが入っていてこのサイズなんですから凄いですね。
説明書とポーチ付きです。勿論しっかり日本語です。サードパーティ製のMFレンズとか使っている人は知っていると思いますが、レンズ側に電子接点が無いので、カメラの方の「レンズなしリレーズ」の設定をオンにする必要があります。説明書にも書いていますので、必ず設定して下さい。
ポーチからレンズを取り出したところ。レンズ自体がボディキャップみたいなもので、このレンズを保護するキャップはありません。(何を言っているか分からないと思いますが、僕も何を説明しているか、わかりにくいです、すみません)
まぁレンズが汚れやすいので、レンズクロス等も普段から持っていた方が良いという話です。
レンズの扱いですので、リアキャップはしっかり付いています。
裏側はこんな感じ。シンプルですが、ちゃんとレンズを固定する為のピンロックの穴もあります(すみません正式名称知らないです)
夜間撮影してみて
夜開封したので、とりあえず室内で1枚。これはカメラの影響によるものも有るとは思いますが、露出が安定しないです。ISO感度にはまだ余裕があるはずなのですが、露出補正をカメラ任せにすると、±0でもこんなに暗くなってしまいました。
露出+2で再度撮影したところ。これでちょっと暗いかな、程度になりました。今手元にXマウントのレンズ交換式カメラが一つしかないので比較は出来ないのですが、少し暗いところでの撮影は注意が必要なのかもしれません。
2mの最短撮影距離はこんな感じですね。奥の引き出し辺りにピントが合っている状態です。
外観
朝になりましたので、レンズを取り付けた所を撮影しました。レンズ交換式カメラで今持っているのはX-E2。余談ですが、個人的にはこのサイズ感が一番レンズとのバランスも良いかなと思っています。X-E3はちっちゃくなっちゃったし、今度出るX-E4は更にX-Aシリーズに寄っちゃって、非常に残念です。 X-E2から進化したようなカメラ出ないかな。
横から見たところ。UFO型となっていますので一部レンズ出っ張りますが、それでも十分すぎる薄さですね。
デザインが、アレですね。赤の矢印は脱着の際のマウントの位置合わせの為に必要ですが、残りの時計みたいなのは正直要らない。
塗装が剥げるまで使うか、なんなら白い部分塗っちゃおうかな。
撮影しました
庭にて。結構コントラスト強めですね、しっかり写ります。解像度も、ブログで載せるレベルなら悪くないと思います。一部除き以下、なるべく初期設定のままで撮っています。
ただやはり露出は、少し安定しない気がします。自分好みでいじった方が良いですね。
これはフィルムシミュレーションのベルビアで撮りました。結構コッテリした写真も取れます。パンフォーカスといっても、35mm換算の27mmでF値も6.3ですので、完全に全てにピントが合うわけでは有りません。2m以上離れていても、ピントが甘い部分は多々あります。
湾曲とかは少ないですかね。ちょっと樽型かな。画像の周辺部は結構解像度が甘いです。まぁそれがこのレンズの味なんだと思います。
太陽を入れてみました。そりゃフレアもゴーストも出ます。気軽に持ち出すレンズ(キャップ)なので、そこまで気にすることはないかな。
太陽が画角上になくても、角度によってはゴーストは出てくるみたいです。 注意。
露出だけでなく、ホワイトバランスもたまに狂います。富士フイルムは結構ホワイトバランスの設定が優秀なイメージなのですが、ガッツリ色が変わりました。これもカメラ側のせいなのかレンズの特性なのかは分かりません。
ホワイトバランスを「蛍光灯2」にして、ハイライトとシャドーをどちらもマイナスにして再現像しました。なるべくコントラストを抑えましたが、それでも周辺減光はかなりあります。
繰り返しになりますが、そりゃそうでしょうとも。 こんな小さなレンズですから。
1.2〜1.3m位の距離で撮ったところ。拡大するとやっぱり多少ボケてますが、2m切っていても全く使えないわけではなさそうですね。
まとめと作例
朝のうちに15分位外出ただけなので全く使いこなせてはいませんが、そもそも僕、この画角が得意ではないみたいです(笑)
僕は広角レンズを使う場合、大体寄って撮って誤魔化すことが多です。でもこのレンズは寄れない上に画角が広角だと写り込む情報量が多くなってしまい、絵としてまとめるのが難しい。
ただそれは単純に僕の技術不足なので、もっと使いこなせるようになれたらと思います。
何より、ピント合わせ不要で手に持った瞬間にすぐ撮れるというのはかなり大きなポイント。バッグに入れている間はボディキャップ代わりに、ずっと付けっぱなしにしようと思います。
下に、説明用に紹介出来なかった写真を何枚か載せます。せっかくなのでちょっとだけカメラ内現像でいじりました。レンズの性能の参考になれば。
ではまた。