どうも! は→とです!
多分誰も待ってないけどお待たせしました、この記事の時にチラっと見せた、雲台の話だよ!
沼の話だよ!
とりあえず持っている雲台の話をさらっとしてから、
その後一番メインのギア雲台の紹介をしたいと思います。
買った雲台の紹介
まず最初に紹介するのは、買って失敗しちゃったこれです。
でも、これのおかげで勉強になりました。
TRIPLE TREE 自由雲台
初めてのアルカスイス雲台です。結構前に買って、ウルトレックをアルカスイスに換装したかったのですが、でかすぎてバランスがおかしかったので諦めました。全然雲台の事を分かっていなかったので、サイズ感を全然考えていなかったんです。
安い割に作り自体は非常にしっかりしており、問題はサイズだけだったのでまだ手元には置いています。
この失敗で雲台について細かく調べるようになり知識も少し増えたので、欲しい商品を選べるようになりました。
まぁ、沼の始まりです。
そこから、無事ウルトレック用の雲台が見つかり、以前紹介した記事へと続きます。
OOPPEN ボールヘッド自由雲台
続いては、ノーブランド三脚にアルカスイス互換雲台装着して、アルカスイス互換で統一したいって記事で書いていた分です。
それ書いている時に商品自体は届いたのですが、紹介しきれなかった分です。
OOPPENという会社の28mmボールヘッド自由雲台です。
Andoer MT-C3 三脚ボール ヘッド アダプタコンパクトサイズ パノラマ 360°回転クイックリリースプレート付き アルミニウム合金
- 出版社/メーカー: Andeor
- メディア: エレクトロニクス
OOPPENというのはもう検索しても出てこなかったのですが、別の名前の会社で同じ商品出てきました。OEM製品なんでしょうね。
中国あるある。
ウルトレックと同じでSUNWAYFOTOのFB-28iでも良かったのですが、せっかくなので同じ位の大きさで別の奴をと思い購入しました。
かなり小さめの雲台ですが、さすがに初めから付いていた雲台よりは大きいです。
それでもこれ位の大きさは邪魔にはなりません。
収納状況。ほんの少し足が開く程度で、元々の納まりの良さは保たれています。
三脚足根本のレバーもシルバー(グレー?)で色合いも統一出来たので、大変満足しています。
使い心地はというと、ボールを固定するレバーが大きめなので、固定も解除もしやすく、結構いいですね。緩めてボールを動かすときに、少し金属が擦れたような音がするので傷とか耐久性が心配ですが、今の所全く心配有りません。
BENRO GD3WH
さぁ、いよいよ本日のメインの紹介です。
一際でかいこの雲台、BENROのGD3WH。ギア雲台という奴です。
今まで自由雲台ばっかり使っていて、今回初めてのギア雲台です。
自由雲台は小さいしセットも容易で構図を素早く変えやすく、安価で種類も多く、多分気楽に使うのに一番適している種類の雲台だと思います。
唯一のデメリットは、微妙な構図の調整が苦手ということ。
その逆にあたるのが、ギア雲台ではないかと思います。
ギア雲台の特徴
デカい
どうしても構造上、小さくするには限度があります。重量もそれなりにします。多分、僕はこのサイズは持ち出さない。
記事で精密機械なので壊れるリスクも高いって見かけたけど、これに関しては分かりません。自由雲台に比べればかなりパーツ数は多いだろうし、そりゃ落としたら、壊れるかもね。
3つのハンドルを動かすのでセットに時間が掛かり、大きな構図変更が苦手
自由雲台は、水平パン機能付いているのもありますが、どちらにせよ、ボールを固定しているロックを緩めるだけで構図を素早く動かせます。
一方のギア雲台は一つのハンドルで動かせる方向は一つのみ。3次元の調整は色んなノブを動かす必要が有ります。
高い
精密機械だもんね。仕方ないよね。
まぁ、比較の話です。ギア雲台もピンキリですが、最安値は自由雲台の方が下です。
種類が少ない
今ネットで調べても、ギア雲台で出てくる商品は限られています。
最近はだんだん商品が増えてきていますが、それでも自由雲台の方が圧倒的に商品数は多いです。
構図の微調整が得意
上の内容だけ書くと、デメリットしかないような気がしますが、それらを補って余りある特徴が、これです。
一つ一つのギアを回転させて、少しずつ構図を変えることが出来ます。
構図を決めてからロックする自由雲台とは違い、常にカメラは固定し続けているので、構図を決めた後ボールを固定してもカメラの自重で垂れる、みたいな事にはなりません。
テーブルフォトや、水平垂直が厳密な被写体を撮る時は、非常に頼りになります。
さて、今回紹介するBENROのGD3WHは、中国産ギア雲台です。
マンフロットの410の真似っ子ですね。
じゃあ純正でいいじゃんって話ですが、このGD3WHはアルカスイス互換です。アルカスイス互換で統一したいと言っている僕には、最高の選択肢です。
マンフロットをアルカスイス互換に改造する海外製のパーツがあるそうですが、このGD3WHが登場してからは、こっちの方がトータルコストも安くなります。
GD3WH開封
それでは開封していきましょう。
箱からして、でかいですね。
保証書と取扱説明書と六角レンチと、その他色々
ハンドルの方が三脚取り付けの底部より低いので、真っ直ぐ自立しません。
先程紹介の雲台とのサイズ比較。
いやー、凄い違いですね。自由雲台の方が小さめとはいえ、ギア雲台の方はかなりデカいです。当然重さもかなりのものになる為、装着する三脚の方も、それなりにしっかりした物がいいと思います。
三脚も買っちゃった
いや、雲台装着するための三脚が無いんだもん。
以前紹介した安物のカーボン三脚がすこぶる良かった為、今回もカーボン三脚が良いなぁって思って購入したのがこれ。
雲台が青色なので、同じ青色の三脚で揃えました。
前と同じ中国製です。
商品画像では三脚は青いのに箱は赤い…
開封状態。よかった、ちゃんと青かった。
値段は前買った赤いカーボン三脚より高かったんですが、作りは正直前の方が良かったです。
まずケースがショボい。
開脚固定部もグリスがはみ出ていています。足の伸縮も、なんか硬くて擦れる感じがします。
高伸縮三脚なので、一番先端の足は結構細いです。比較用に置いているのはラミーサファリボールペンです。
取付
それでは雲台と三脚を取り付けしたところ。三脚と雲台で少し青みは違いますが、違和感なくマッチしています。うん、バランスはそんなに悪くない。
三脚が高伸縮三脚の為先の方は細身で、全体を見ると結構トップヘビーな感じしますが、僕の持っているミラーレス一眼レベルなら全然問題ないですね。
X-Pro2とのサイズバランスはこんな感じ。
クランプがちょっと変わっていて、落下防止の為なのか、緩めようとしても一度回転が止まります。そこで引っ張りながら回すと、プレートが外れるくらいまでクランプが開く仕組みです。
安全の意味では良く出来ているけど、人によっては煩わしいかも。
ギアでの微調整だけでなく、マンフロットの410と同様、それぞれのつまみの根本にある手裏剣みたいな部分を回せば、一気に構図を変えることが出来ます。
縦構図もこんな感じで出来ます。
水準器が3つ付いているので、縦でも横でも、水平が図れるようになっています。
カメラグリップ(プレート)も問題なく取付出来ました。
雲台自体が大きいので、RX100用に持っている極小プレートはクランプ回しても縮みきらずに取付出来ませんでした。まぁ、そこまで小さいカメラは想定してないよな。
まとめ
実際カメラ・レンズ取り付けた状態でギアを回しても、硬くなってしまったり振動が大きくなってしまうといったとこはありませんでした。
カタログスペックは6kgとのこと。
6kgを超えるカメラとレンズって何だろう…総重量じゃなくてモーメントのことなのかな。
とにかく物撮りは今後これでいけそうです。
さぁ、何撮ろうかな。
まだ紹介しきれてないのが沢山あるので、ちょっとづつ活用していこうと思います。
それでは今日はこれ位で。
ではまた。