カメライフログ

主に、カメラや写真に関して書いています。たまに、他の事も書いてます。

7artisans 50mmF1.8 実写レビュー(後編その2)

やっと出来ました。その分ちょっと枚数多めでお届けします。

 


どうも、は→です。

 


前々回の外観レビュー、前回の35mmF1.2のレビューと続いて、今回は7artisans 50mmF1.8の撮影した感想を紹介します。

ha-arrow-to.hatenablog.com

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外観レビューで書いた通り、形状はHengyijia(ヘンイージア) 25mm F1.8と同じようなスタイルで、非常に小型軽量。望遠でこの大きさ、この明るさは素晴らしいです。

今回はHengyijiaとよりスタイルを合わせるためフードを追加購入して、撮影に出かけました。

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うん、凄く統一感がありますね。他社製なのに(笑)

 

最初に出かけてから3週間位経っています。例のごとく、説明の為の順番で掲載するため、季節感がメチャクチャですがご了承ください。

 

  


ボケが綺麗

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開放状態での写真はこんな感じ。

純正は開放でも解像感が抜群なので、ここは若干ふわっとしている分負けますが、ボケが綺麗で、更にこのレンズはF値が純正よりも明いのが特徴です。

 

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うるさくなりそうな背景でも、自然と溶けるように輪郭が消えてくれます。2線ボケみたいなのとは無縁。


解像感も高い

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絞ればこんな感じ。

元々純正のXF50mmF2も小型軽量で写りも抜群。余り話題になっていませんが僕の中ではXシリーズのレンズの中でトップクラスの性能を持っていると思っているのですが、このレンズもかなり頑張っています。

解像感は、素人目には違いが余り分かりません。

 

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歪みも無いですね。
建築物の撮影にも使いやすい。


空の感じ

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マウントアダプターを介して、換算60mmのヘリアーを使った時もそうだったのですが、何故か青が若干くすむ時があります

フジはどちらかというと標準のプロビアでも綺麗な青が出るのですが、まるでクラシッククロームで撮ったような青。センサーとの相性でしょうか?

 

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これでちょっとましかなって程度で、

 

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ベルビアにしてやっとプロビア位になります(赤みはベルビア)。

あと、そこそこ絞っていたはずですが、周辺減光はやっぱり有りますね。


夜の感じ

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夜景もレンズが明るいので、結構いけます。
ただ望遠なのでそこそこシャッタースピードが必要なのと、当然手振れ補正なんかは付いていないので、さすがに暗すぎる所ではぶれちゃいます。

もっと腕を上げねば…

 

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これは台に乗せただけですが、三脚等で固定すれば、絞った夜景はこんな感じです。
絞り羽根が多いので、光芒も綺麗ですね。


光の耐性について

前回のレンズと比べると全然優秀ですが、やっぱり安物中華製レンズだと、コーティング技術はまだまだのようです。

各社の技術が凄いことが間接的に分かりますね。

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これくらいなら色乗りもよく綺麗ですが、

 

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流石に太陽に向けて撮影すれば、ゴーストも出ます。

 

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意地悪な撮り方すればフレアも出ますが、一日撮影していて、ここまでフレアが出ることはほぼ無かったので、今回はそこまで気にする必要はないかもしれません。


まとめ

感想としては、非常に優等生。

 

MFであること(僕はそれが良いから買ったんだけど)、防塵防滴がないこと、開放がちょっと甘いこと、純正より逆光耐性が弱いこと位が弱点かな。


小型なXF50mmF2よりも更に全長が短いこと、開放がF1.8もあること、ボケが非常に綺麗なことが長所です。とくにこのボケはポートレートに使えそう。娘が動くから大人限定だろうけど(笑)

 

運用で考えていた、Hengyijia 25mm F1.8との2本持ち出しの相性が凄く良いです。
どちらもレンズにクセが無く、レンズ交換をしても同じスタイル・操作性でストレスなく使えます。

MFレンズを使ってみたい人には、オススメです。
腕を磨くためにも、これからもこのレンズを使っていこうと思います。

最後に撮ったけど紹介しきれなかった写真を何点か。
レンズの性能を知る参考になればと思います。

 

ではまた

 

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